エクセルやGoogleスプレッドシートでイコールを表す記号は「=」ですが、ノットイコール「≠」を表す記号の書き方を知っていますか?今回はノットイコールや、以上・以下を表す演算子について書き方を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
エクセルでノットイコールを表す記号の書き方
結論から言うと、ノットイコール(≠)を表す記号は「<>」です。
例えばE2セルが10でないなら×、E2セルが10なら○を出力する数式を組んでみましょう。
E2≠10は「E2<>10」で表せるので、「IF(E2<>10,”×”,”○”)」になります。
ノットイコールは半角で入力します。エクセルでは全角で入力しても自動で半角に変換してくれますが、スプレッドシートは自動変換がないので半角で入力する点に注意しましょう。
エクセルで以上・以下を表す記号の書き方
判定値より大きいを表す記号は「>」ですが、以上や以下を表す記号「≧」はイコールを右に移動して表します。それぞれの判定結果をIF関数で確認してみましょう。
以上を表す記号
以上(≧)を表す記号は、「>=」です。
例えばE3セルが10以上なら○、E3セルが10以上でないなら×を出力する数式を組んでみましょう。
E3≧10は「E3>=10」で表せるので、「IF(E3>=10,”○”,”×”)」になります。
参照セルが同じ値「10」でも、10より大きい「>10」を指定すると結果はFALSE(偽)です。
以下を表す記号
以下(≦)を表す記号は、「<=」です。
例えばE3セルが10以下なら○、E3セルが10以下でないなら×を出力する数式を組んでみましょう。
E3≦10は「E3<=10」で表せるので、「IF(E3<=10,”○”,”×”)」になります。
参照セルが同じ値「10」でも、10より小さい「<10」を指定すると結果はFALSE(偽)です。
エクセルで等号・不等号を表す比較演算子まとめ表
数式内で条件指定に使用できる「等しくない・以上・以下」などの、等号・不等号を表す比較演算子を一覧表にまとめました。
演算子 | 意味 | 例 |
= | 等しい | =100 |
<> | 等しくない(ノットイコール) | <>100 |
> | より大きい | >100 |
< | より小さい | <100 |
>= | 以上 | >=100 |
<= | 以下 | <=100 |