【Excel】印刷範囲の設定方法【青い線の出し方】

エクセルで印刷しようとしたとき1行だけはみ出してしまったり、思うように印刷できないことがありませんか？今回は印刷範囲を1ページに収める方法や、印刷範囲を指定して印刷する方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

改ページプレビューを挿入して印刷する方法

上図はエクセルで作成した表の、印刷プレビューです。2ページにまたがる印刷範囲の区切り位置を、青い線で調整する改ページの挿入方法をご紹介します。

[表示]タブの[改ページプレビュー]をクリックします。

１ページ目と２ページ目の境目に、青い点線が表示されました。カーソルを点線の上に合わせると矢印マークになるので、左クリックしながらページを区切りたい位置に移動します。

改ページを挿入する行の、１つ下の行番号(または任意のセル)を選択します。

[ページレイアウト]タブの[改ページ]から、[改ページの挿入]をクリックしてください。

5月1日～6月30日までの2ヶ月間の表を15日ごとになるように改ページを挿入すると、任意の位置で区切った4ページの印刷範囲が設定できました。

例のように４ページにまたがる印刷範囲を１ページに収めて印刷する方法と、縦・横のページ数を指定して印刷する方法の2つをご紹介します。

[ページレイアウト]から、拡大縮小印刷の横と縦を[１ページ]に設定します。

縦長の表は横を１ページに収め、縦を２ページに設定します。

シートの中から、ある一部分だけを印刷したいときに使える方法を2つご紹介します。同じ範囲を繰り返し印刷するなら印刷範囲の設定、都度印刷範囲が変わるなら選択した部分を印刷がおすすめです。

まず、印刷対象の範囲のみ選択状態にします。

次に[ページレイアウト]タブの[印刷範囲]から、[印刷範囲の設定]をクリックしてください。印刷プレビューを確認すると、印刷範囲に設定した部分のみ表示されます。

印刷対象の範囲のみ選択し、[ファイル]タブを開きます。

印刷プレビューの設定を、[作業中のシートを印刷]から[選択した部分を印刷]に変更してください。

印刷プレビューを確認すると、選択した範囲のみ表示されます。

エクセルでシートを印刷するときにページ数を指定する方法や、範囲を限定して印刷する方法をご紹介しました。「改ページプレビュー」を使うと、印刷範囲の確認に便利です。

ページ数を指定して印刷する方法
「ページレイアウト」タブの横と縦に、それぞれページ数を入力する。
改ページプレニューを挿入して印刷する方法
「表示」タブから「改ページプレビュー」をクリックする。任意の位置でページを区切るときは「ページレイアウト」タブか、右クリックメニューから改ページを挿入。
指定した範囲だけを印刷する方法
シート状で印刷範囲を選択し、「ページレイアウト」タブから「印刷範囲の設定」をクリック。

日エクセルで表を印刷するときに、見出しを固定すると視認性をアップできます。見出しをすべてのページに表示させる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。