
エクセル「特定の文字を消す」方法をご紹介します。「SUBSTITUTE関数」や「検索と置換」を使った基本的な方法から、REPLACE関数を応用して、「特定の文字より前」「カッコの中身だけ」といったパターンの文字を消す方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
SUBSTITUTE関数を使う
特定の文字を消す

特定の文字(x)を空白("")に置換することで削除します。
例:=SUBSTITUTE(A2,"x","")
SUBSTITUTE関数の引数:(文字列, 検索文字列, 新しい文字列, [置換対象])
複数の特定の文字を消す

特定の文字(x)を削除した結果から、さらに別の文字(y)を削除します。
例:=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2,"x",""),"y","")
REPLACE関数を使う
「最初から〇文字」を消す

開始位置(1文字目)から、指定した文字数(3文字)を空白("")に置換して削除します。
例:=REPLACE(A2, 1, 3, "")
REPLACE関数の引数:(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列)
「最後から〇文字」を消す

全体の文字数(LEN(A2))を基準にして、後ろから指定した文字数を削除します。
例:=REPLACE(A2, LEN(A2)-2, 3, "")
【数式の解説】
- 開始位置:全体の文字数から2を引いた位置(後ろから3文字目)を開始位置にします。
- 文字数:そこから3文字分を削除します。
「~より前」をすべて消す

開始位置(1文字目)から、特定の文字(@)の位置までを空白("")に置換して削除します。
例:=REPLACE(A2, 1, SEARCH("@", A2), "")
SEARCH関数の引数:(検索文字列,対象,[開始位置])
【数式の解説】
- SEARCH関数:「
@」の位置(6文字目)を数字で取得します。 - REPLACE関数:開始位置(1文字目)から、6文字を空白(
"")に置換します。
「~より後ろ」をすべて消す

特定の文字(@)の位置を開始位置として、100文字を空白("")に置換して削除します。
例:=REPLACE(A2, SEARCH("@", A2), 100, "")
「~の前後2文字」を消す

特定の文字(@)と、その前後にある指定の文字数をまとめて削除します。
例:=REPLACE(A2, SEARCH("@", A2) - 2, 5, "")
【数式の解説】
- 開始位置:「
@」の位置から2文字戻った場所を、開始位置とします。 - 文字数:前2文字 +「@」自身 + 後2文字 = 合計5文字 を空白(
"")に置換します。
「カッコ( )の中身」をすべて消す

カッコそのものと、その中に入っている文字をまとめて削除します。
例:=REPLACE(A2, SEARCH("(", A2), SEARCH(")", A2) - SEARCH("(", A2) + 1, "")
💡 ポイント:カッコの全角と半角が一致していないとエラーになります。
【数式の解説】
- 開始位置:
SEARCH("(", A2)- 「前カッコ」の位置を探し、開始位置にします。
- 文字数:
SEARCH(")", A2) - SEARCH("(", A2) + 1- 「閉じカッコの位置」から「前カッコの位置」を引き算します。最後に
+1することで、閉じカッコまで置換対象に含めます。
- 「閉じカッコの位置」から「前カッコの位置」を引き算します。最後に
「2番目の特定の文字」以降を消す

「2番目に出てくる特定の文字」を基準にして、それ以降をすべて削除します。
例:=REPLACE(A2, SEARCH("-", A2, SEARCH("-", A2) + 1), 100, "")
【数式の解説】
- 開始位置:
SEARCH("-", A2, SEARCH("-", A2) + 1)- SEARCH関数の「開始位置」の中に、もう一つSEARCH関数を入れます。「1番目の
-の位置+1」から探し始めることで、2番目の-の場所を探します。
- SEARCH関数の「開始位置」の中に、もう一つSEARCH関数を入れます。「1番目の
- 文字数:
100- 2番目の文字から後ろをすべて消すために、適当な数字を指定します。
REGEXREPLACE関数を使う(Microsoft 365/2021以降)

REGEXREPLACE関数を使うと、「数字以外を削除」といったより柔軟な対応が可能になります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"\D","")
詳しい解説は「REGEXREPLACE関数の使い方」の記事をご覧ください。
REGEXREPLACE関数の引数:(テキスト, 正規表現, 置換後の文字列)
検索と置換を使う

【手順】
- 対象のセル(または範囲)を選択します。
Ctrl+Hを押して、「検索と置換」を開きます。- 「検索する文字列」に削除したい文字を入力し、「置換後の文字列」は空欄のままにします。
- 「すべて置換」をクリックします
📖 参考:ワイルドカードを使用した置換は「ワイルドカードの使い方」の記事をご覧ください。