Googleスプレッドシートで範囲を指定する方法

スプレッドシートで範囲を指定する方法

Googleスプレッドシートで関数に列全体または複数の離れた範囲を指定する方法や、範囲を固定する方法をご紹介します。フィルタやフィルタ表示の範囲を指定する方法や、範囲を広げる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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関数に範囲を指定する方法

数式内に範囲を指定する方法を、4つご紹介します。ただし数式や関数の種類によっては、範囲を指定できない場合やARRAYFORMULA関数と組み合わせる必要な場合があります。

範囲を指定する方法

スプレッドシートで関数に範囲を指定する方法

例えば縦一列の範囲を合計する場合は、まずSUM関数の開き括弧までを入力します。

次に左クリックを押しながら、合計したい範囲を囲ってください。SUM関数に自動的に範囲が入力されるので、最後に[Enter]キーで確定します。

スプレッドシートで関数に範囲を指定する方法

入力した数式は、オートフィルでコピーできます。

数式を入力したセルの右下にカーソルを合わせ、十字マーク[+]になったら左クリックしながらコピーする方向へ引っ張ってください。

範囲を列または行で指定する方法

スプレッドシートで列全体を指定する方法

数式の範囲に列全体を指定する場合は、列記号の部分をクリックします。

例えばA列をクリックしたままカーソルを右へ移動させると、複数列をまとめて選択可能です。列全体を指定することで、値が追加されたときにも自動で合計してくれます。

行全体の場合は、行番号の部分を選択してください。

離れた範囲を指定する方法

スプレッドシートで離れた範囲を指定する方法

数式に飛び飛びの複数範囲を指定する場合は、まず1つ目の範囲を選択してください。

次に2つ目以降の範囲を、[Ctrl]キーを押しながら選択していきます。

範囲を見出し以降の列または行で指定する方法

スプレッドシートで特定のセル以降の範囲を指定する方法

特定のセル以降の列全体を指定する場合、まずは通常通り列全体を選択します。

次に 開始列または終了列 記号の後ろに、指定の行番号を手入力してください。例のように、指定した行より前の行のみ範囲から除外されます。

特定のセル以降の行全体を指定する場合は、指定の列記号を開始行の前に入力します。

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範囲を固定する方法

スプレッドシートで範囲を固定する指定する方法

例では SUMIF関数 で指定した範囲内から、条件を満たすデータを集計しています。しかし数式をオートフィルでコピーすると、参照範囲もコピー先に合わせて移動してしまいます。

これらの関数をコピーしたときに、参照範囲がずれないようにするのが固定です。

スプレッドシートで範囲を固定する指定する方法

今回は条件は1つずつ下の行に移動させ、範囲および合計範囲だけを動かないように固定します。

数式内の固定したいセル参照にカーソルを置き、[F4]キーを1回押してみてください。列記号と行番号の前に 、固定記号[$]が自動で追加されます。

スプレッドシートで範囲を固定する指定する方法

固定記号を追加した状態で、再び数式をコピーしてみましょう。

固定した範囲および合計範囲は常に同じ範囲を参照し続け、条件だけが移動しているのが分かります。

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フィルタの範囲を広げる方法

スプレッドシートでフィルタ範囲を広げる方法

フィルタ の範囲を指定するには、まず適用させる範囲を選択してからフィルタを作成してください。作成済みのフィルタ範囲を広げるには、一度フィルタを削除する必要があります。

データタブから フィルタを削除 を選択し、新しく範囲を指定してフィルタを作成しましょう。

スプレッドシートでフィルタ範囲を広げる方法

フィルタ表示 の範囲を指定する場合も同様に、範囲を選択してフィルタ表示を作成します。

作成済みのフィルタ表示の範囲を広げる場合は、まず該当のフィルタ表示を適用させてください。次に、黒枠内の「範囲」欄から、行や列を手入力で修正します。

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