Googleスプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

スプレッドシートのFREQUENCY関数を使うと、区分ごとの値の発生頻度を表す度数分布表を作成できます。度数分布表を直感的に把握できるようにグラフ化した、ヒストグラム グラフの作成方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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度数分布表を作成するFREQUENCY関数の使い方

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

FREQUENCYの意味は、「頻度」です。

データ範囲内で値が発生する頻度を計算し、指定したクラスにグループ化して返します。

例えば FREQUENCY(B3:B3,D3:D7) ならデータ範囲内で値が発生する頻度を、100円台、200円台、300円台、400円台、それ以下、それ以上の頻度分布で取得可能です。

FREQUENCY関数の構成要素:(データ範囲, クラス範囲)

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

クラス区分を 100、200、300…にすると、それぞれ区分までの度数を計算します。

この場合の分布はデータ値が 100 ならクラス 100 、データ値が 101 ならクラス 200 です。

FREQUENCY関数は例のように、指定したクラス範囲より 1 つ多い頻度分布を返します。これは、最大クラスを超えるすべての値の度数です。

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ヒストグラム グラフを作成する方法

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

まずデータ範囲を選択し、挿入タブから[グラフ]をクリックしてください。

自動的にグラフが作成され、グラフエディタが表示されます。グラフエディタが消えてしまった場合は、グラフをダブルクリックすると再表示されます。

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

設定からグラフの種類[▼]を開き、その他にある[ヒストグラム グラフ]を選択します。

次に、カスタマイズの[ヒストグラム]を開いてください。使用する階級の幅をパケットサイズから選択するか、なければ例のように手入力します。

階級の幅とは、それぞれの階級の区間の大きさのことです。

スプレッドシートでヒストグラムと度数分布表を作成する方法

最後にカスタマイズの[横軸]を開き、最小値と最大値を設定します。

今回は度数が 0 のクラス99(100未満) も表示させたいので、最小値を 0 にしました。例えば最大クラスの値を超える分布(それ以上)が不要な場合は、最大値を 499 に設定します。

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