【IF関数】大文字・小文字・全角・半角を区別する方法

ExcelやGoogleスプレッドシートのIF関数は、「大文字と小文字」、「全角と半角」を区別しません。「Apple・apple・apple」を区別して判定したい場合、他の関数と組み合わせる必要があります。この記事では、IF関数を使って大文字と小文字を区別する方法を解説します。

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はじめに

【IF関数】大文字・小文字・全角・半角を区別する方法

IF関数は、論理式の真偽を判定するとき、「大文字と小文字」、「全角と半角」を区別しません。

たとえば、A列のテキストが「PDF」という文字列と一致するかどうかを判定した場合、「PDF・pdf・pDf」のどれがA列にあっても、一致したものとしてTRUE値を返します。

例:=IF(A2="PDF","○","×")

IF関数の引数:(論理式, TRUE値, FALSE値)

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IF関数:厳密な判定

【IF関数】大文字・小文字・全角・半角を区別する方法

大文字・小文字・半角・全角を区別して判定したい場合は、EXACT関数を組み合わせます。

たとえば、A列のテキストが「PDF」と完全に一致するかどうかを判定したい場合、次の数式を使います。

例:=IF(EXACT(A2,"PDF"),"○","×")

この数式では、EXACT関数で2つの文字列が同一であるかを検証し、その結果をTRUEまたはFALSEの論理値でIF関数に渡しています。

EXACT関数の引数:(文字列1, 文字列2)

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