
GoogleスプレッドシートのMINIFS関数は、複数の条件を満たす項目の中から、最小値を抽出できる便利な関数です。この記事では、MINIFS関数の基本的な使い方から、日付やセル参照を条件にする応用テクニックまで、具体例を交えて分かりやすく解説します。
MINIFS関数の使い方

MINIFS関数は、指定した条件を満たすセル範囲の中から、最小の値を返します。
たとえば、0は除いて最小値を求めたい場合、数式は以下のようになります。
例:=MINIFS(B2:B5,B2:B5,"<>0")
MINIFS関数の引数:(範囲, 条件範囲1, 条件 1, [条件範囲2, …], [条件 2, …])
その他の条件(以上・以下・以外など)の指定方法
比較演算子を使うことで、数値や日付を条件として指定できます。条件は二重引用符("")で囲んでください。
- 〜と等しい:
"=100" - 〜と等しくない:
"<>100" - 〜以上:
">=100" - 〜以下:
"<=100" - 〜より大きい:
">100" - 〜より小さい:
"<100"
条件に日付を指定する方法

特定の日付を条件に最小値を抽出したい場合は、比較演算子と日付を二重引用符(")で囲んで記述します。日付はYYYY/MM/DDの形式で指定します。
たとえば、「A列が2026年1月1日より前」という条件に一致する行の、C列の最小値を抽出したい場合、数式は以下のようになります。
例:=MINIFS(C2:C5,A2:A5,"<2026/01/01")
条件をセル参照にする

条件に比較演算子とセル参照を組み合わせる場合は、&を使って、両者を結合します。
例:=MINIFS(C2:C5,A2:A5,"<"&E2)
【ポイント】
&は、比較演算子("<")とセル(E2)の値を結合することで、数式内で<2026/01/01という条件を生成します。
よくある質問とエラーの対処法
- MINIFSで2番目に小さい値を抽出したい
- MINIFS関数は、条件に一致する最小値しか抽出できません。2番目以降の値を抽出したい場合は、FILTER関数とSMALL関数を組み合わせます。詳しくは、SMALL関数の記事をご参照ください。(詳細はコチラ)
- 複数条件(OR)を指定したい
- いずれかの条件を満たすセル範囲から最小値を抽出したい場合は、MIN関数とFILTER関数を次のように組み合わせます。(詳細はコチラ)
- 例:
=MIN(FILTER(C2:C5,(A2:A5="条件1")+(A2:A5="条件2")))
- 結果が0になる
- 条件と一致する値がない: 入力ミスがないか、範囲指定が正しいかを確認します。
- 数字が文字列になっている: 数字が全角になっていないか、セルの表示形式が「テキスト」になっていないかを確認します。