Googleスプレッドシートで電話番号の先頭に0を追加する方法

Googleスプレッドシートで電話番号の先頭にゼロをつける方法をご紹介します。入力済みの番号に一括で先頭のゼロを追加する方法や、指定の場所にハイフンを入れる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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電話番号の頭に0を追加する方法

スプレッドシートで電話番号の先頭に0を追加する方法

数値の頭にゼロを追加するには、先頭に シングルクォーテーション(‘) を入力してください。

この記号は半角入力モードで、キーボードの [Shift] を押しながら [7] を押すと入力できます。

スプレッドシートで電話番号の先頭に0を追加する方法

入力前にセルの表示形式を設定しておくと、スムーズに先頭のゼロを入力可能です。

数値を入力する範囲を選択し、表示形式タブ の 数字 から「書式なしテキスト」を選択してください。これらのセルには、シングルクォーテーションなしでゼロを入力できます。

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電話番号の頭に一括で0をつける方法

表示形式でゼロをつける場合は、元データ自体に一括でゼロが追加されます。TEXT関数でゼロをつける場合は新しいセルにゼロ追加後の番号を表示させ、オートフィルでコピーします。

表示形式で0を追加する方法

スプレッドシートで電話番号の先頭に一括で0を追加する方法

まず、電話番号が入力されている範囲全体を選択してください。

次に 表示形式タブ の 数字 から、「カスタム数値形式」を開きます。

スプレッドシートで電話番号の先頭に一括で0を追加する方法

数値形式の入力欄に 0########## を入力して適用をクリックすると、先頭にゼロが追加されました。 #の個数は、先頭のゼロを除いた残りの桁数分です。

TEXT関数でゼロを追加する方法

スプレッドシートで電話番号の先頭に一括で0を追加する方法

TEXT関数は指定した表示形式に従って、数値をテキストに変換します。

数値には電話番号を、表示形式には “0##########” を指定してください。※数値の表示形式は、ダブルクォーテーション(” “)で囲う点に注意しましょう。

TEXT関数の構成要素:(数値, 表示形式)

スプレッドシートで電話番号の先頭に一括で0を追加する方法

電話番号に桁数の異なるものが含まれる場合は、IF関数で条件分岐させます。

例えばIF関数の論理式に LEFT関数(A2,1)=”3″ を指定してみましょう。これは、指定したテキストの左から1文字が3である という意味です。

論理式が真なら10桁の番号、偽なら11桁の番号に分岐させることで桁数を分けられます。

IF関数の構成要素:(論理式, TRUE値, FALSE値)
LEFT関数の構造:(テキスト, [文字数])

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電話番号にハイフンを入れる方法

表示形式でハイフンを入れる場合は、元データ自体にハイフンが追加されます。TEXT関数でハイフンを入れる場合は、新しいセルにハイフン追加後の番号を表示させます。

表示形式でハイフンを入れる方法

まず、電話番号が入力されている範囲全体を選択してください。

次に 表示形式タブ の 数字 から、「カスタム数値形式」を開きます。

スプレッドシートで電話番号にハイフンを追加する方法

数値形式の入力欄に 0##-####-#### を入力して適用をクリックすると、ハイフンが追加されました。 # は数値、- はハイフンを追加する位置に入力してください。

TEXT関数でハイフンを入れる方法

スプレッドシートで電話番号にハイフンを追加する方法

TEXT関数は指定した表示形式に従って、数値をテキストに変換します。

数値には電話番号を、表示形式には “0##-####-####” を指定してください。# は任意の数値を表しており、表示形式に従ってハイフンが追加されました。

スプレッドシートで電話番号にハイフンを追加する方法

ハイフンを入れる位置が異なる場合は、例のように IF関数 で条件分岐させてください。論理式が真なら3文字目に、偽なら4文字目にハイフンを追加されます。

例:IF(LEFT(A2,1)=”3″,TEXT(A2,”0#-####-####”),TEXT(A2,”0##-####-####”))

0120の場合、03の場合、それ以外など、分岐が3つ以上になる場合は IFS関数 が便利です。

IFS関数の構成要素:(条件1, 値1, [条件2, 値2, …])

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電話番号のハイフンを消す方法

ハイフンを消す方法を2つご紹介します。これらの方法でハイフンが削除できない場合はカスタム数値形式が設定されているので、表示形式を確認してください。

検索と置換でハイフンを消す方法

スプレッドシートで電話番号のハイフンを消す方法

まず電話番号が入力されている範囲全体を選択し、[Ctrl]+[H] を押します。

次に検索欄に、ハイフン(-)を指定してください。そのまま置換後の文字列の入力欄には何も入力せずに、すべて置換をクリックします。

スプレッドシートで電話番号のハイフンを消す方法

選択した範囲のセルに含まれる、ハイフン(-)がすべて削除されました。

このとき表示形式が自動になっていると先頭のゼロが消えてしまうため、必要に応じて表示形式を「書式なしテキスト」に設定しておきましょう。

SUBSTITUTE関数でハイフンを消す方法

スプレッドシートで電話番号のハイフンを消す方法

SUBSTITUTE関数は指定したテキスト内の、「検索文字列」を新しい文字列に置換します。

例:SUBSTITUTE(A2,”-“,””)

つまり例のように検索文字列にハイフン(“-“)を指定し、新しい文字列に空白(“”)を指定すれば、電話番号からハイフンを削除することが可能です。

SUBSTITUTE関数の構成要素:(テキスト, 検索文字列, 新しい文字列, [置換対象])

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