
GoogleスプレッドシートのXLOOKUP関数を使えば、プルダウンで選んだ項目に連動して、隣のセルに対応する値を自動で入力できます。この記事では、その具体的な方法を分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
完成イメージ

プルダウンで「品名」を選ぶと、対応する「価格」が自動で表示されるようになります。
連動して自動入力する手順
元となるリストを作成する

まず、作業列に、プルダウンから選んだ「品名」に対応する「価格」のリストを作成します。
XLOOKUP関数で自動入力する

「価格」を表示させたい列に、以下のような数式を入力します。
例:=XLOOKUP(A2,$D$2:$D$4,$E$2:$E$4,"")
この数式は、検索範囲(品名)から検索値(りんご)と一致するセルを探し、結果の範囲(価格)から対応する値を返します。
ポイント
- 数式をコピーしたときに範囲がずれないよう、検索範囲と結果の範囲には絶対参照(
$を付ける)を使用します。 - プルダウンが未選択のセルがエラーにならないように、XLOOKUP関数の最後に空白
""を指定します。
XLOOKUP関数の引数:(検索キー, 検索範囲, 結果の範囲, [見つからない場合の値], [一致モード], [検索モード])
数式を最終行までコピーする

入力した数式は、オートフィルでプルダウンの最終行までコピーします。
もし行数が多い場合は、数式をコピーしたい範囲を「名前ボックス」に入力してCtrl + Enterを押すと、指定した範囲に一括で数式をコピーできます。