【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

Googleスプレッドシートで電話番号のハイフンを挿入・削除する方法について解説します。検索と置換で一括処理する方法や、データに桁数の異なる電話が混在している場合の対応方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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【一括】ハイフンを挿入する方法

表示形式でハイフンを挿入する

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

番号の範囲を選択し、「表示形式」→「数字」→「カスタム数値形式」を開きます。

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

入力欄に 0##-####-#### のように記述し、「適用」をクリックします。

【ポイント】

この方法は、同じ桁数の電話番号に使えます。桁数が異なる場合は、次に解説するTEXT関数を使った条件分岐の方法をご覧ください。

TEXT関数でハイフンを挿入する

ハイフンの位置が同じ場合

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

次のように、TEXT関数を使って、数字を指定した「表示形式」に変換します。

例:=TEXT(A2,"0##-####-####")

TEXT関数の引数:(数値, 表示形式)

ハイフンの位置が異なる場合

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

ハイフンの位置や桁数が混在するデータの場合、複数の関数を組み合わせて条件を分岐させます。

例:=IFS(LEN(A2)=10,TEXT(A2,"0##-####-####"),
OR(LEFT(A2,1)="3",LEFT(A2,1)="6"),TEXT(A2,"0#-####-####"),
TRUE,TEXT(A2,"0##-###-####"))

【数式の解説】

  • 条件1LEN(A2)=10は、文字数が10なら3桁-4桁-4桁の表示形式を適用させます。
  • 条件2OR(LEFT(A2,1)=""3",LEFT(A2,1)="6")は、左から1文字が3または6なら2桁-4桁-4桁の表示形式を適用させます。
  • 条件3(それ以外)TRUEは、条件1と条件2が不成立の場合に必ず成立し、3桁-3桁-4桁の表示形式を適用させます。

【ポイント】

このように、IFS関数TEXT関数に、LEN関数EFT関数を組み合わせることで、様々なパターンのデータに対応できます。

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【一括】ハイフンを削除する方法

検索と置換で削除する

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

まず、対象の範囲を選択し、「表示形式」→「数字」→「書式なしテキスト」をクリックします。

【ポイント】

ハイフンを削除して数字のみのデータにすると、データが「数値」として判断され、先頭のゼロが消えてしまいます。そのため、先にセルの書式を「書式なしテキスト」に設定しています。

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

Ctrl+Hで「検索と置換」を開き、「検索」欄に-を入力します。

置換後の文字列」は空欄のまま、「すべて置換」をクリックすると、ハイフンが削除されます。

SUBSTITUTE関数で削除する

【スプレッドシート】電話番号のハイフンを入れる・消す方法

次のように入力し、ハイフンを空白(""に置き換えます。

例:=SUBSTITUTE(A2,"-","")

SUBSTITUTE関数は結果を文字列として出力するため、先頭のゼロは消えません。

SUBSTITUTE関数の引数:(検索対象のテキスト, 検索文字列, 置換文字列, [出現回数])

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