エクセルや GoogleスプレッドシートのSUMIF関数・SUMIFS関数で、空白を条件にして集計する方法をご紹介します。空白以外を条件にする方法や、数式やスペースを除外する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
SUMIF関数で空白を集計する方法
SUMIF関数の条件に、空白(“”) を指定します。
例えば SUMIF(A2:A5,””,B2:B5) なら、条件が空白のセルの数値のみ集計します。
※数式による空白は集計に含まれますが、スペースが入力されているセルは集計に含まれません。
SUMIF関数の構成要素:(検索範囲, 検索条件, [合計範囲])
数式やスペースが入力されている場合は空白とみなさない場合、条件に “=” を指定します。
※空白に見えるセルでも、数式またはスペースを含むセルは集計に含まれません。
数式やスペースが入力されている空白セルのみ集計する場合、条件に “<!” を指定します。
※何も入力されていない空白セルは、集計に含まれません。
SUMIF関数で空白以外を集計する方法
SUMIF関数の条件に、空白でない(“<>”) を指定します。
例えば SUMIF(A2:A5,”<>”,B2:B5) なら、条件が空白でないセルの数値のみ集計します。
このとき空白に見えるセルでも、数式やスペースが含まれる場合は集計に含まれます。
文字が入力されているセルのみ集計する場合は、条件に “>*” を指定します。
このとき数式やスペースを集計から除外できますが、文字以外の数字等も集計から除外されます。
空白でないセルの集計から数式のセルを除外する場合、全体の集計から空白セルを減算します。
例えば SUM(B2:B5)-SUMIF(A2:A5,””,B2:B5) なら、数式による空白を除外できます。
スペースによる空白も除外する場合、 数式またはスペース(“<!”) を組み合わせてください。