Googleスプレッドシートで数字の後ろに cm、円、人、h などの単位を一括でつける方法をご紹介します。文字列の後ろに単位をつける方法や、単位を一括で削除する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
数字に単位を付ける方法
まず単位をつけたい数字が入力されている、セル範囲を選択してください。
次に表示形式タブの数字から、「カスタム数値形式」をクリックします。
数値形式に #”cm” を指定し適用をクリックすると、数値の後ろに cm がつきました。cm 以外の単位(円、人、h、etc…)をつける場合も同様です。
- #”cm”:値がゼロの場合に、表示しない。
- 0″cm”:値がゼロの場合に、ゼロを表示する
- #,###”cm”:値がゼロの場合は表示せず、1千以上の値は3桁で区切る。
- #,##0″cm”:値がゼロの場合はゼロを表示し、1千以上の値は3桁で区切る。
例:円(#”円”)、人(#”人”)、h(#”h”)、m(#”m”)、kg(#”kg”)、日(#”日”)
例のように数値形式に “$”# を指定すると、数値の前に単位がつきます。
$ の部分は、単位に応じて変えてください。
表示形式を変更しているだけで、中身は数値のままなので正常に計算できます。
文字に単位をつける方法
まず単位をつけたい文字列が入力されている、セル範囲を選択してください。
次に表示形式タブの数字から、「カスタム数値形式」をクリックします。
数値形式の入力欄に、 アットマーク[@] に続けて単位を入力します。
例のように @曜日 を適用されると、選択範囲の曜日の後ろに単位がつきました。@ の前に単位を入力すると、文字列の前に単位がつきます。
単位を消す方法
表示形式でつけた単位については、同じように表示形式から消す必要があります。
まず単位を消したいセル範囲を選択してください。次に表示形式タブから数字を選択し、「自動」をクリックするとすべての単位が消えました。
セルをクリックして数式バーに表示される数値に単位がついていなければ、表示形式です。
セル内に直接単位が入力されている場合は、単位を「空白」に置換する必要があります。
単位を消したいセル範囲を選択し、[Ctrl]+[H] を押して検索と置換を開いてください。検索欄には削除対象の単位を入力し、置換後の文字列には何も入力しません。
最後に「すべて置換」をクリックすると、検索欄に入力した単位の部分のみ削除できました。