
Googleスプレッドシートで「100円」や「5個」のように単位が入ったデータは、そのままでは計算に使うことができません。この記事では、データから単位を削除する方法や、数式内で単位を削除して計算する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
表示形式でつけた単位を消す

【手順】
- 単位を消したい範囲を選択します。
- メニューの「表示形式」 → 「数字」 → 「自動」をクリックします。

これにより、選択した範囲の単位が削除されます。
📖 この方法で単位が消えない場合:
単位がセルに直接入力されています。次に解説する「関数を使う方法」か「検索と置換」を使って単位を削除します。
関数を使って単位を消す
SUBSTITUTE関数を使う
新しい列に単位を消したデータを作成する

特定の単位を削除したい場合は、SUBSTITUTE関数を使います。
例:=SUBSTITUTE(A2,"円","")
【数式の解説】
- 指定したテキスト(例:A2)から検索文字(例:円)を探し、空白(
"")に置換します。
SUBSTITUTE関数の引数:(検索対象のテキスト, 検索文字列, 置換文字列, [出現回数])
💡 SUM関数で合計したい場合:
掛け算や足し算は単位を消した数字をそのまま計算できますが、SUM関数で合計を出すと「0」になってしまうことがあります。その場合は、=VALUE(SUBSTITUTE(A2,"円","")) のように VALUE関数 で囲むか、数式の末尾に「*1」をつけて数値化します。
数式内で単位を消して計算する

単位が入ったデータを計算に使いたい場合は、数式の中にSUBSTITUTE関数を組み込みます。
- 掛け算の場合:
=SUBSTITUTE(A2,"円","")*B2 - 合計の場合:
=SUMPRODUCT(SUBSTITUTE(A2:A4,"円","")*1)
REGEXREPLACE関数を使う(複数の単位を消す)

複数の単位を一度に削除したい場合は、REGEXREPLACE関数が便利です。
たとえば、A列に入力された2種類の単位(例:kg、g)をまとめて消したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"kg|g","")
💡 ポイント:
正規表現の|(または)を使って、複数の単位をまとめて削除しています。
REGEXREPLACE関数の引数:(テキスト, 正規表現, 置換)
検索と置換で単位を消す
「検索と置換」機能を使うと、関数を使わずに、指定した範囲のデータから単位を直接削除できます。この方法は、元データを直接編集したい場合に便利です。

まず、単位を消したい範囲を選択し、「編集」→「検索と置換」を開きます。ショートカットキーの Ctrl + H を使うと、同じ画面をすぐに開けます。

次に、検索の入力欄に削除したい単位(例:円)を入力します。置換後の文字列は、何も入力せずに空白のままにしておきます。

最後に「すべて置換」をクリックすると、選択した範囲のデータから、単位がまとめて削除されます。