【Excel】クロス抽出する関数

ExcelとGoogle スプレッドシートのXLOOKUP関数を使って、行と列の交差するセルの値を取得する方法をご紹介します。XLOOKUP関数が使えない場合に、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせてクロス抽出する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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XLOOKUP関数でクロス抽出する方法

XLOOKUP関数でクロス抽出する方法

XLOOKUP関数で、Mサイズの「いちご」の価格をクロス抽出します。

XLOOKUP関数は「検索範囲」から「検索キー」を検索し、「結果の範囲」から値を返します。

このほか3つの省略された引数がありますが、基本的には省略でOKです。

XLOOKUP関数でクロス抽出する方法

XLOOKUP関数の「結果の範囲」にXLOOKUP関数を入れ子します。

=XLOOKUP(“M”,B4:D4,XLOOKUP(“いちご”,A5:A8,B5:D8))

XLOOKUP関数の引数:(検索キー, 検索範囲, 結果の範囲, [見つからない場合の値], [一致モード], [検索モード])

XLOOKUP関数でクロス抽出する方法

入れ子したXLOOKUP関数は商品名から「いちご」を検索し、「300、350、400」を渡します。

外側のXLOOKUP関数はサイズから「M」を検索し、受け取った範囲から「350」を返します。

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INDEX関数とMATCH関数でクロス抽出する方法

INDEX関数とMTACH関数でクロス抽出する方法

INDEX関数とMATCH関数の組み合わせで、Mサイズの「いちご」の価格をクロス抽出します。

INDEX関数とMTACH関数でクロス抽出する方法

MATCH関数は「検索キー」と一致するセルが「検索範囲」の何番目にあるか検索します。

例:=MATCH(“いちご”,A5:A8,0)

「いちご」は範囲内の上から2番目にあるので、「2」を返します。

MATCH関数の引数:(検索キー,検索範囲, [検索の種類])

INDEX関数とMTACH関数でクロス抽出する方法

例:=MATCH(“M”,B4:D4,0)

「M」は範囲内の左から2番目にあるので、「2」を返します。

検索の種類は完全一致を検索する「0」にします。

INDEX関数とMTACH関数でクロス抽出する方法

INDEX関数は、行番号と列番号がクロスするセルの値を参照範囲から返します。

INDEX関数の行番号と列番号を、MATCH関数で取得します。

例:=INDEX(B5:D8,MATCH(“いちご”,A5:A8,0),MATCH(“M”,B4:D4,0))

INDEX関数の引数:(参照, 行番号, [列番号])

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