【XLOOKUP関数】検索値の「1つ下」のセルを抽出する方法

ExcelやGoogleスプレッドシートで、XLOOKUP関数やVLOOKUP関数を使ってデータを抽出する際に、検索値と一致するセルの1つ上や、1つ下のデータを抽出する方法をご紹介します。XLOOKUP関数が使えない場合に、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて対応する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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XLOOKUP関数の結果を1つずらす方法

【XLOOKUP関数】1つ下のセルを抽出する方法

XLOOKUP関数で、検索値が見つかった位置から1つずらしたデータを抽出したい場合、XLOOKUP関数の「結果の範囲」を1つずらして設定します。

例えばA列から検索キー「りんご」を探し、その「りんご」が見つかったセルの1つ下のB列にある値を抽出したい場合、数式は以下のようになります。

例:=XLOOKUP("りんご",$A$5:$A$8,$B$6:$B$9)

XLOOKUP関数の引数:(検索キー, 検索範囲, 結果の範囲, [見つからない場合の値], [一致モード], [検索モード])

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INDEX関数とMATCH関数を使う方法

1つ下のセルを抽出する方法

XLOOKUP関数が利用できないExcelのバージョンでは、INDEX関数MATCH関数を組み合わせることで、検索値が見つかった位置から1つずらしたデータを抽出できます。

例えばA列から検索キー「りんご」を探し、その「りんご」が見つかったセルの1つ下のB列にある値を抽出したい場合、数式は以下のようになります。

例:=INDEX($B$5:$B$8,MATCH("りんご",$A$5:$A$8,0)+1)

この方法では、MATCH関数で検索値の「行番号」を特定し、その番号をINDEX関数で参照する際に「+1」することで、参照位置を1つずらしてデータを抽出しています。

INDEX関数の引数:(参照, [行番号], [列番号])

MATCH関数の引数:(検索キー, 範囲, [検索の種類])

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