
GoogleスプレッドシートのIMPORTRANGE関数を使うと、別のスプレッドシートのデータを自動的に読み込み、常に最新の状態に更新できます。この記事では、IMPORTRANGE関数の基本的な使い方と、エラーが発生した場合の解決方法を解説します。ぜひ参考にしてください。
IMPORTRANGE関数の使い方

IMPORTRANGE関数は、指定した別のスプレッドシートのセル範囲のデータを自動的に読み込み、常に最新の状態に更新します。
例:=IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL","シート1!A1:C4")
【ポイント】
- 「URL」は、データのあるスプレッドシートのアドレスバーからコピーします。
- 「範囲の文字列」には、シート名と読み込みたい範囲を記述します。(例:
"シート名!A1:C4") - 「URL」と「範囲の文字列」は、二重引用符(
")で囲います。
IMPORTRANGE関数の引数:(スプレッドシートの URL, 範囲の文字列)

IMPORTRANGE関数を初めて使用する際は、#REF!エラーが表示されます。「アクセスを許可」をクリックすることで、データの読み込みが開始されます。
データ量が多い場合は、読み込みに少し時間が掛かります。
【URLの省略について】

スプレッドシートのURLは短縮でき、https://~/d/ までの共通URLと /edit 以降のシート識別番号を除いた、スプレッドシート識別番号のみを指定できます

シート名を省略すると、指定されたスプレッドシートの最初のシートにある指定範囲のデータを読み込みます。
エラー別対処方法
「結果が大きすぎます」の場合

IMPORTRANGE関数で「結果が大きすぎます」というエラーが表示される場合、一度に読み込もうとしているデータ量が上限を超えている可能性があります。

データを分割して複数回に分けて読み込むか、範囲内のデータ量を減らすことで解決できます。
「データを上書きするため、展開されませんでした」の場合

IMPORTRANGE関数で「データを上書きするため、展開されませんでした」というエラーが表示される場合、データの出力先にすでに何らかのデータが存在している可能性があります。
このエラーが出た際は、データの展開先となるセル範囲が空になっているか確認してください。
「スプレッドシートが見つかりません」の場合

IMPORTRANGE関数で「スプレッドシートが見つかりません」というエラーが出た際は、以下のいずれかの原因が考えられます。
- 参照しようとしているスプレッドシートがすでに削除されている
- 指定したスプレッドシートのURLが正しくない
「数式の解析エラー」の場合

IMPORTRANGE関数で「数式の解析エラーです。」というエラーが表示された場合、以下のいずれかの原因が考えられます。
- URLが二重引用符(
")で囲まれていない - カッコ「()」やカンマ「,」などの記号が全角になっている
「importrange の引数の個数が不正です。」の場合

IMPORTRANGE関数で「IMPORTRANGE の引数の個数が不正です。2 個の引数を指定する必要がありますが、1 個を指定しています。」というエラーが表示された場合、インポートする範囲を指定していない可能性があります。
IMPORTRANGE("URL","シート1!A1:C4") のように、URLに続けて範囲を指定する必要があります。
「未解決のシート名」の場合

IMPORTRANGE関数で「未解決のシート名:「シート1」」というエラーが出た際は、まず以下の点をご確認ください。
- インポートする範囲の文字列(例:
"シート1!A1:C4")全体が、二重引用符(”)で囲まれている。 - 指定したシート名(例:
シート1)の全角・半角が、参照先のスプレッドシートのシート名と完全に一致している。
「循環依存が検出されました。」の場合

IMPORTRANGE関数で「循環依存が検出されました。反復計算を解消するには、[ファイル] > [設定] をご確認ください。」というエラーが出た場合、参照範囲の指定に誤りがある可能性があります。
インポートしたい範囲は、"A1:C4" のようにダブルクォーテーション(”)で囲んで指定してください。
「インポートした範囲の範囲またはシートが見つかりません」の場合

IMPORTRANGE関数で「インポートした範囲の範囲またはシートが見つかりません」というエラーが表示された場合、シート名とセル範囲を区切る「!」が抜けているか、全角になっている可能性があります。
"シート1!A1:C4" のように、半角の「!」を使用してください。