
GoogleスプレッドシートのREGEXREPLACE関数は、通常の検索では難しい「特定のパターンに合致する文字列」を置換するのに役立ちます。特に、SUBSTITUTE関数では複雑になりがちな、複数の文字列の置換も、より簡潔に記述できます。
REGEXREPLACE関数とは?

REGEXREPLACE関数は、文字列の中から特定のパターンに一致する部分を検索し、別の文字列に置き換えます。
たとえば、A列のテキストの中からxをaに置換したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"x","a")
REGEXREPLACE関数は、このように単純な文字の置き換えにも使うことができますが、正規表現を使うことで、より複雑なパターンにも対応できるようになります。
正規表現は、あいまいな文字列を検索するための手法の1つで、メタキャラクタ(メタ文字)という記号を使って、文字列のパターンを表現します。
REGEXREPLACE関数の引数:(テキスト, 正規表現, 置換後の文字列)
REGEXREPLACE関数の応用例
特定の文字を削除する

特定の文字を削除したい場合は、新しい文字列に空白""を指定します。
たとえば、A列の電話番号からハイフン-を削除したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"-","")
この数式は、「A列のハイフンを空白に置き換える」という意味になります。
複数の文字列を一括で置換する
[](角括弧)を使った置換

個々の文字をまとめて置換したい場合は、[](文字セット)を使います。
たとえば、A列の電話番号からハイフンや括弧をすべて削除したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A3,"[()-]","")
|(パイプ)を使った置換

複数の単語や文字列をまとめて置換したい場合は、|(または)を使います。
たとえば、A列の「リンゴ」「apple」「リンゴ」をすべて「りんご」に統一したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"リンゴ|リンゴ|apple","りんご")
特定のパターンに一致する部分を置換する

\Dは、半角数字(0〜9)以外のすべての文字にマッチします。
たとえば、A2のテキストから数字だけを抽出したい場合、数式は次のようになります。
例:=REGEXREPLACE(A2,"\D","")