
Googleスプレッドシートで文字列を数値に変換できる、VALUE関数の使い方をご紹介します。VALUE関数でよくあるエラーの対応方法や、文字列の数字を計算に使う応用方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
VALUE関数の基本

VALUE関数は、番号、日付、時刻といった数字の書式の文字列を、数値に変換します。
例:=VALUE(A2)
【ポイント】
- 多くの場合、計算対象の文字列を計算可能な数値に変換するために使われます。例: 文字列の
"100"を数値の100にする) - 数字以外のデータは扱えないため、エラーになります。
VALUE関数の引数:(テキスト)
【日付・時刻の仕組み】
- 日付のシリアル値: 日付は、1900年1月1日を「1」として数え始めた通し番号(シリアル値)に変換されます。
- 時刻のシリアル値: 時刻は、24時間(1日)を「1」として数える小数(シリアル値)に変換されます。(詳細記事はコチラ)
VALUE関数で必ず直面するエラー
❌エラーの例

VALUE関数で、全角数字を計算可能な半角数字に直そうとすると、#VALUE!エラーになります。
例:=VALUE(A2)
✅正しい入力方法

スプレッドシートでは、全角数字は「文字」として認識されます。そのため、まずASC関数を使って全角数字を半角数字に変換する必要があります。
例:=VALUE(ASC(A2))
【数式の解説】
- ASC関数は、全角の「文字列」を、半角の「文字列」に変換します。
- VALUE関数は、半角の数字を、計算可能な数値に変換します。
VALUE関数の応用

VALUE関数とASC関数を組み合わせることで、全角数字を数式内で計算可能な数値に変換できます。
例:=ArrayFormula(SUM(VALUE(ASC(A2:A4))))
【数式の解説】
- ASC関数が、A2:A4の各データを、半角の文字列の配列で返します。
- VALUE関数が、半角文字列の配列を、計算可能な数値の配列に変換します。
- SUM関数が、数値の配列の合計を計算します。
【ポイント】
- 数式を入力した後、
Ctrl+Shift+Enterを押すとことで、数式の先頭にARRAYFORMULA関数を追加します。
ARRAYFORMULA関数は、複数のデータを一括で処理するための関数です。基本的な解説は、「ARRAYFORMULA関数とは?使い方を徹底解説」の記事をご覧ください。
数値を文字列に戻す(TEXT関数)

VALUE関数の逆の動きをする関数に、TEXT関数があります。
TEXT関数は、指定した「表示形式」の記号に従って、日時などの数値をテキストに変換します。
例:=TEXT(A2,"yyyy/mm/dd")
【ポイント】
- 表示形式は、二重引用符(
"")で囲む必要があります。
TEXT関数の引数:(数値, 表示形式)