
Excelの統合機能を使うと、複雑な計算式やマクロを使わずに、別々のブック(ファイル)のデータを簡単に集計できます。この記事では複数のブックを集計する基本のやり方から、統合機能の便利機能についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
別々のブック(ファイル)にあるデータも集計できる

統合機能を使えば、別々のブック(ファイル)にあるデータや、「並び順」や「項目」の異なるデータを簡単に集計できます。
複数ブックを集計する(統合機能)

【手順1】
- 集計元のブック(1月、2月など)と、集計先のブックをすべて開いておきます。
- 集計先のブックで、表の開始位置となるセルを選択します。
- メニューの「データ」→「統合」をクリックします。

【手順2】
- 「統合の設定」画面が開いた状態で、メニューの「表示」→「ウィンドウの切り替え」を開き、集計したい1つ目のブック(例:1月.xlsx)を選択します。

【手順3】
- 切り替わったブックの画面で、見出しも含めて表全体をマウスで囲みます。
- 「統合元範囲」に選択した範囲が表示されたら、「追加」をクリックします。
- 再度、メニューの「表示」→「ウィンドウの切り替え」を開き、2つ目以降のブック(例:2月.xlsx)も同様の手順で追加していきます。
参考:間違えた時は「統合元」エリアから範囲を選択し、「削除」をクリックします。

【手順4】
- すべてのブックを追加できたら、「統合の基準」にある以下の2つにチェックを入れて「OK」をクリックします。
- ☑ 上端行
- ☑ 左端列

【手順5】
- 集計先のブックに、集計結果が表示されます。
- 基準となった左上のセルだけは空白になるので、必要に応じて見出しを入力し直し、セルの枠線や色を整えれば完成です。
統合機能のその他の便利な機能

【「合計」以外も選べる】
- 「統合の設定」画面の一番上にある「集計の方法」のプルダウンから、「個数」や「平均」も選べます。
【データの修正が反映できる】
- 「統合元データとリンクする」にチェックを入れると、集計元のブック(1月.xlsxなど)の数値を修正して保存した際、集計先のファイルにもその内容が自動で反映されるようになります。
「元データとリンクする」の補足:
- リンクを有効にすると、シートの左側に「+」や「ー」のグループ化マークが表示されます。 これは、Excelが裏で自動更新を行うための「計算用データ」に使われるため、そのままにしておきます。
- 集計元ファイルの名前を変えたり、保存するフォルダを移動させたりすると、リンクが切れてエラー(または更新不可)になります。