
Excelではカタカナを縦書きにしたときに、濁点や半濁点が意図したとおりに表示されない場合や、ガタガタとずれてしまうことがあります。この記事では縦書きのカタカナをずれないように表示する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
縦書きのカタカナがずれる原因

半角カタカナの濁点(゛)や半濁点(゜)は、Excelの縦書き機能で「ひとつの文字」として認識されることがあります。そのため、縦書きにすると濁点が文字の下に配置されてしまい、見た目がずれてしまいます。
基本的に、縦書きは全角文字で入力することをおすすめします。
半角カタカナで入力したい場合、Alt
+Enter
を押して1文字ずつ手動で改行することで、見た目を調整することも可能です。
ただしこの方法でも、中央揃えにするとややずれが生じします。
縦書きの全角カタカナがずれる原因

「MSPゴシック」や「MSP明朝」などの「P」(プロポーショナル)が付くフォントは、縦書きにするとガタガタとずれているように見えることがあります。
これは、「P」の付くフォントは文字の形によって幅がバラバラになりやすく、縦書きにした際にその不揃いが顕著に現れるためです。
このような場合、「MSゴシック」や「MS明朝」など、フォント名に「P」が付かない等幅フォントの使用がおすすめです。