
Googleスプレッドシートでは、数字が全角で入力されていると、計算対象から除外されてしまいます。この記事では、ASC関数とVALUE関数を使って、全角数字を半角数字に自動変換する方法や、全角を含むデータをそのまま集計する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
全角を半角にする
全角数字を半角数字に変換したい場合、まずASC関数で全角の「文字列」を、半角の「文字列」に変換し、次にVALUE関数で半角の「文字列」を半角の「数値」に変換します。
半角文字に変換する(ASC関数)

ASC関数は、全角の「文字列」を、半角の「文字列」に変換します。
例:=ASC(B2)
【ポイント】
- 変換形式が「文字列」のため、SUM関数といった集計関数では計算対象になりません。
ASC関数の引数:(テキスト)
数値に変換する(VALUE関数)

VALUE関数は、日時や番号などの書式の文字列を、数値に変換します。
例:=VALUE(B2)
【ポイント】
- 変換できるのは数字のみなので、全角の数字(数字として認識できない文字列)を直接指定することはできません。
VALUE関数の引数:(テキスト)
全角数字を含むデータを一括で集計する

全角数字をそのまま集計に使いたい場合、数式内でVALUE関数とASC関数を組み合わせます。
例:=ArrayFormula(SUM(VALUE(ASC(A2:A4))))
【数式の解説】
- ASC関数が、A2:A4の各データを、半角の文字列の配列で返します。
- VALUE関数が、半角文字列の配列を、計算可能な数値の配列に変換します。
- SUM関数が、数値の配列の合計を計算します。
【ポイント】
- 数式を入力した後、
Ctrl+Shift+Enterを押すとことで、数式の先頭にARRAYFORMULA関数を追加します。
ARRAYFORMULA関数は、複数のデータを一括で処理するための関数です。基本的な解説は、「ARRAYFORMULA関数とは?使い方を徹底解説」の記事をご覧ください。