
Googleスプレッドシート上にボタンを作成し、クリックひとつでGAS(Google Apps Script)を実行する方法を解説します。また、PCでボタンが反応しない原因や、図形ボタンが押せないスマホ版アプリでの対処法もご紹介します。
GASの実行ボタンを作成する方法

【手順1】ボタンの図形を作成する
- メニューの 「挿入」 ➔ 「図形描画」 を開きます。
- ツールバーの「図形」→「図形」 から好きな形を選び、「実行」などの文字を入力します。
- 右上の「保存して閉じる」をクリックします。
📖 図形描画の詳しい使い方は「図形描画の使い方!」の記事をご覧ください。

【手順2】スクリプトを割り当てる
- 挿入したボタンの右上にある [︙] をクリックし、「スクリプトを割り当て」を選択します。
- 実行したい関数名(スクリプト名)を入力して「確定」をクリックします。
📖 スクリプト名とは?

GASを作成したときに付けたclear やsendmail など、function の後ろにある名前です。
GASの実行ボタンが押せない原因
PCの場合

図形の「選択・編集モード」になっていると、ボタンを押せません。
■ 解決方法:
- シートの適当なセルを1回クリックして図形の選択を解除し、再度ボタンを押します。
スマホの場合
元々の仕様で、スマホアプリ版スプレッドシートでは、図形描画で作成したボタンをタップしてもGASを実行できません。
■ 解決方法:
スマホから実行したい場合は、「チェックボックスをONにしたらGASが動く」仕組みを作ります。
function checkTrigger(e) {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
// E2セルのチェックボックスがON(true)になった場合
if (sheet.getRange('E2').getValue() == true) {
// ここに実行したい処理(例:メール送信)
GmailApp.sendEmail('メールアドレス', 'TEST', 'Hello!');
// 処理が終わったらチェックを外す
sheet.getRange('E2').uncheck();
}
}
💡 ポイント:
「ここに実行したい処理」の部分を、「チェックの一括解除(sheet.getRange('A2:A100').uncheck(); など)」や「メール送信」といった実行したいスクリプトに書き換えて使います。
【手順1】コードを記述する
- 上のコードをコピーして、「特定セルのチェックボックスがON(true)になったら処理を実行し、チェックをOFFに戻す」スクリプトを作成します。

【手順2】トリガーを設定する
- GASの左側のメニューから「トリガー」➔ 「トリガーを追加」 をクリックします。
- 以下の通り設定して保存します。
- 実行する関数を選択:
checkTrigger - イベントのソースを選択:
スプレッドシートから - イベントの種類を選択:
編集時
- 実行する関数を選択: