
Googleスプレッドシートで、チェックボックスのチェックをまとめて解除したり、まとめて入れる方法をご紹介します。検索と置換を使った基本の方法から、GAS(Google Apps Script)を使って、チェックの解除ボタンを作る方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
チェックを一括クリアする

【手順】
- チェックを外したい範囲をマウスで選択します。
- キーボードの
Ctrl+Hを押して、検索と置換を開きます。 - 検索欄に「TRUE」、置換後の文字列に「FALSE」を入力します。
- 「すべて置換」をクリックします。
💡ポイント:チェックなしが「FALSE」、チェックありが「TRUE」と定義されています。もし一括でチェックを入れたい場合は、「FALSE」を「TRUE」に置換します。
【上手くいかない場合】

「TRUE」や「FALSE」で置換しても反応しない場合は、チェックボックスに「カスタムのセル値」が設定されている可能性があります。
【確認方法】
- メニューの 「データ」→「データの入力規則」 を開きます。
- 「カスタムのセル値を使用する」にチェックが入っていないか確認します。
- 「チェック付き:1」「チェックなし:0」のように設定されている場合、置換する文字を 設定されている数字(1や0など)に変更して実行します。
チェックの一括クリアボタンを作る
チェックなしの状態(FALSE)に設定するスクリプト(プログラム)を作成し、図形で作成したボタンに割り当てます。ユーザーはボタンを押すだけで、簡単にチェックを解除できます。
スクリプト(プログラム)を作る

【手順1】
- メニューの「拡張機能」→「App Script」を開きます

【手順2】
- エディタにある元々のコードを消して、以下のコードを貼り付け、「プロジェクトを保存」をクリックします。
function clear() {
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
const sheet = ss.getSheetByName('シート1');
sheet.getRange('A1:A5').setValue("FALSE");
};
💡ポイント:
シート1の部分を、実際のシート名に変更します。A1:A5の部分を、実際のチェックボックスの範囲に変更します。

【手順3】
- 「実行」をクリックして、正常に作動するかどうかを確認します。※初めて実行する場合は「承認」が必要です。
ボタンを作る

【手順1】
- メニューの「挿入」→「図形描画」を開きます。
- ツールバーの「図形」から、好きな画像を選びます。
- 描画スペースに図形を挿入し、そのままボタンの名前を入力します。
- 「保存して閉じる」をクリックします。

【手順2】
- 画像右上の「オプション(
︙)」→「スクリプトを割り当て」を選択します。 - 実行したい関数名(スクリプトの名前)を入力して「確定」をクリックします。
💡ポイント:入力するスクリプト名は、先ほど作成したコードの function の後ろにある名前(今回の例では clear) を入力してください。