田舎から都会へ引越したいという人もいれば、都会に疲れて田舎暮らしをしたい。という人まで様々です。今回は田舎と都会のメリットやデメリットについて、新宿区から田舎に引っ越した体験談をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
田舎に住むメリット
田舎は家賃が安い
田舎に住むメリットとして「家賃」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。都心部ではワンルームでも6~7万円はしますが、田舎なら6万円でファミリー向けの3LDKの賃貸を借りられます。
駐車場付きの広い賃貸も豊富なので車を持ちたい方やファミリー層であれば、土地代を抑えられるのは大きなメリットです。
田舎は自然が豊か
都会にも自然のある公園などがありますが、やはり田舎はスケールが違います。山々や畑の独特なにおいや風景はとても魅力的で、ストレス解消にも効果的です。
都心部にいると中々遠くを見ることもできないので、高層ビルの少なく緑に溢れた田舎暮らしは目にも優しそうですね。
都会に住むメリット
都会はお店がたくさんある
都会はとにかくお店が多いです。職場から自宅までの間だけでもスーパーや飲食などのお店が無数に立ち並びます。
休日もカフェや飲食店なら10分程度で行ける場所も多く、話題のお店や観光名所も電車で1時間前後で行ける場所がほとんどです。
都会は給料が高い
日本の平均給与は東京が1位、次いで神奈川とやはり都心部は給料が高い傾向にあります。最低賃金も田舎は900円を切っているのに対し、東京は1041円です。
同じような仕事なのに1200円なんてところもたくさんにあります。しかし食品や物の値段は田舎とそれほど変わらないため、給与面では大きなメリットがあります。
田舎に住むデメリット
田舎は意外とお金が掛かる
田舎では交通機関が少ないため、車が必須の地域がほとんどです。車の購入費用だけでなく、ガソリンやメンテナンス代もかさみます。
また、プロパンガスは都心部で主流の都市ガスよりも2倍ほど料金を取られるため、ガス代が想像以上に高額になるでしょう。
田舎は生活の多様性に欠ける
田舎では飲食店や商業施設が少ないため1~2時間程度の移動時間では行ける範囲は限られてしまいますし、そもそも車がないとほとんどどこにも行けません。
また、その営業時間も都会と比較すると短く夜遅い時間はスーパーなども閉まっているので、人によっては休日に買いだめする必要があるでしょう。
都会に住むデメリット
都会は家賃が高い
都会では特に駅近物件は家賃が高いことが多いです。駅まで自転車で行こうにも駐輪場代を取られます。ワンルームでも7万円前後で、2LDK以上に住もうものなら10万は軽く超えるでしょう。
家賃を抑えたい方は通勤・通学時間を少し延ばしてでも家賃が高い都心部は避けるか、シェアハウスなどの活用をおすすめします。
都会は通勤時間が長い
東京や神奈川、千葉、埼玉では通勤時間の平均が1時間半を超えており、往復すると3時間以上通勤に使っていることになります。
仮に残業が全くないとしても、実労8時間で9時間拘束されることを考えると平日は仕事終わりにゆっくり過ごすことも難しいでしょう。
まとめ
田舎と都会にはそれぞれ良し悪しがあり、どちらが合うかは人それぞれです。田舎は狭くて安い物件は少ないので、狭くても便利な生活をしたい人は都会が向いているかもしれません。一方で家族で騒音などを気にせずゆったり過ごしたい方には、自然豊かな田舎も魅力的です。
田舎は広くて安い家はありますが、狭くてすごく安い家はほぼありません。仮に東京で4万円のワンルームに住んでいたとして、田舎で同じ大きさの2万円の物件を探そうとしても中々見つからないでしょう。
反対に同じ金額で2倍の広さの家を探すなら簡単に見つかるのが田舎の特徴です。