
GoogleスプレッドシートのCOUNTIF関数を使って、データの「重複数を数える」方法をご紹介します。重複数を活用して「重複セルを探す方」法や、2列を比較して重複を探す方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
重複を数える

COUNTIF関数を使って、範囲内に各セルの値がいくつあるのかをカウントします。
例:=COUNTIF($A$2:$A$5,A2)
💡ポイント:範囲を絶対参照($A$2:$A$5)に、条件は相対参照(A2)にします。これにより、数式をコピーしたときに条件のみ1行ずつ下に移動します。
COUNTIF関数の引数:(検索範囲, 条件)
参考:「$」マークを使った絶対参照と相対参照の使い分けは、「絶対参照で数式を固定する!」の記事で詳しく解説しています。
重複を見つける(フィルタ機能)

COUNTIF関数で「重複数」を出したら、フィルタを使って重複データを絞り込みます。
【手順】
- データ範囲を選択します。
- メニューの「データ」→「フィルタを作成」をクリックします。
- フィルタアイコンを開き、「1」のチェックを外して絞り込みます。
重複を抽出する(FILTER関数)

重複データを「別の場所にリストアップしたい」という場合、FILTER関数を使います。
例:=FILTER(A2:B5,B2:B5>1)
💡 ポイント:FILTER関数は、重複数が「1」より大きい行を、抽出範囲から返します。
FILTER関数の引数:(範囲, 条件1, [条件2, …])
【重複を1つずつ抽出したい】
- 重複データを1つずつ表示させたい場合は、UNIQUE関数を組み合わせます。
- 例:
=UNIQUE(FILTER(A2:B5,B2:B5>1))
【作業列なしで抽出したい】
- 「COUNTIFの列を作りたくない」という場合は、以下のように記述します。
- 例:
=FILTER(A2:A5,COUNTIF($A$2:$A$5,A2:A5)>1)
【応用】複数列を比較する
複数列の組み合わせで重複を数える

「産地×商品名」など、2つ以上の項目がどちらも重複している行を数えます。
例:=ArrayFormula(COUNTIF($A$2:$A$5&$B$2:$B$5,A2&B2))
💡ポイント:
- 範囲同士 (
$A$2:$A$6&$B$2:$B$6) と 条件同士 (A2&B2) を&で結合します。 - 範囲は絶対参照(
$)で固定し、条件は1行ずつ下に動くように相対参照にします。 - ArrayFormula関数は、本来1つのセルしか扱えない関数で、範囲の計算をするために使います。
参考:ArrayFormula関数の仕組みや使い方は、「ARRAYFORMULA関数とは?使い方を徹底解説」の記事で詳しく解説しています。
範囲Aと範囲Bの「重複」や「抜け漏れ」を見つける

「Aにはあるのに、Bにはない!」といった抜け漏れや突き合わせをしたい時に使います。
例:=COUNTIF($A$2:$A$5,B2)
💡ポイント:範囲を絶対参照($A$2:$A$5)に、条件は相対参照(B2)にします。これにより、数式をコピーしたときに条件のみ1行ずつ下に移動します。
フィルタを使って「0」や「0以外」に絞り込むことで、重複や抜け漏れを見つけられます。