
エクセルでデータに一括でカッコをつけたり、不要なカッコを削除したりする方法を分かりやすく解説します。セルの見た目だけを変える「書式設定」から、どのバージョンでも使える「SUBSTITUTE関数」、最新の「REGEXREPLACE関数」を使う方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
カッコをつける
書式設定を使う

【手順】
- カッコをつけたい範囲を選択し、
Ctrl+1を押して「セルの書式設定」を開きます。 - 「表示形式]」タブの 「ユーザー定義」を選択します。
- 「種類」の入力欄に以下のように入力し、「OK」をクリックします。
- 文字の場合:
(@) - 数字の場合:
(#)または(0)
- 文字の場合:
【種類の解説】
@: 「任意の文字列」を表します。#:「任意の数値」を表します。「0」の場合は何も表示しません0:「任意の数値」を表します。データが「0」の場合でも、指定した「0」の桁数を必ず表示します。
TEXT関数を使う

TEXT関数を使って、「値」を指定した「表示形式」に変換します。
- 文字の場合:
=TEXT(A2,"(@)") - 数字の場合:
=TEXT(A3, "(0)")
TEXT関数の引数:(値, 表示形式)
📖 データの「途中」にカッコをつける場合:
- 文字の場合:
=LEFT(A2,3) & "(" & MID(A2,4,4) & ")" & RIGHT(A2,4)- (例:xxx(xxxx)xxx)
- 数値の場合:
=TEXT(A2,"000(0000)0000")
カッコを削除する
置換機能を使う

【手順】
- カッコを消したい範囲を選択し、
Ctrl+Hを押して「置換」を開きます。 - 「検索する文字列」に
((開きカッコ)を入力します。 - 「置換後の文字列」には何も入力せずに、そのまま「すべて置換」をクリックします。
- 同様に、「検索する文字列」に
)(閉じカッコ)を入力し「すべて置換」を行います。
SUBSTITUTE関数を使う(Excel 2021以前の場合)

SUBSTITUTE関数を使い、「開きカッコ」と「閉じカッコ」を順番に「空白(””)」に置換します。
例:=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2, "(", ""), ")", "")
SUBSTITUTE関数の引数:(テキスト, 検索文字列, 新しい文字列, [置換対象])
📖 全角と半角が混じっている場合:
例:=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2,"(",""),")",""),"(",""),")","")
REGEXREPLACE関数を使う(Excel 2024以降の場合)

REGEXREPLACE関数を使い、テキストから「正規表現」と一致する部分を探し、置換文字列(空白)に置き換えます。
例:=REGEXREPLACE(A2, "[\(\)()]", "")
💡 ポイント:
[](文字セット):中に書かれた文字のいずれか1つにマッチすることを表します。\(エスケープ):直後の正規表現の記号(カッコなど)を、文字として検索するために使用します。
REGEXREPLACE関数の引数: (文字列, 正規表現, 置換文字列)
📖 詳しい解説は「REGEXREPLACE関数の使い方」の記事をご覧ください。