
エクセルで掛け算する基本の数式から、関数を使わず一括で掛け算する「乗算貼り付け」、列同士や範囲をまとめて掛け算数方法をご紹介します。掛け算が上手くいかない場合の解決策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
基本の掛け算

エクセルでは、掛ける(×)の記号に「*(アスタリスク)」を使います。
【手順】
- 結果を出したい先頭のセルに
=A2*B2のように入力します。 - キーボードの
Enterを押すと、掛け算の結果が表示されます。 - 数式を入力したセルの右下にカーソルを合わせ、十字(+)になったら下にドラッグして数式をコピーします。
📖 「*」の入力方法:
- キーボードの
Shiftを押しながら、右側の中段あたりにある*を押します。
元データに直接掛け算する(乗算貼り付け)

【手順】
- 掛け算したい数値(例:1.08など)を入力し、
Ctrl+Cでそのセルをコピーします。 - 掛け算を適用したい範囲をすべて選択し、右クリックして「形式を選択して貼り付け」をクリックします。 (ショートカット
Ctrl+Alt+V) - 貼り付けメニューの「演算」から、「乗算」にチェックを入れて「OK」を押します。
列と列を掛け算する(スピル)
Excel 2021以降

列と列をそのまま掛け算するだけで、結果が一気に表示されます。
例:=A2:A4*B2:B4
⚠️ 注意:数式を入力した先頭のセル以外は消したり編集したりできません。後から編集する必要がある場合は、「数式を下までコピーする方法!」の記事をご参照ください。
Excel 2019以前

【手順】
- 結果を表示させたい範囲(例:D2:D4)をあらかじめ選択しておきます。
- そのまま
=A2:A4*B2:B4のように入力し、Ctrl+Shift+Enterで確定します。
⚠️ 注意:数式を入力した範囲は、途中のセルを個別に消したり編集したりできません。後から編集する必要がある場合は、「数式を下までコピーする方法!」の記事をご参照ください。
範囲をまとめて掛け算する(PRODUCT関数)

指定した範囲内の数値をまとめて掛け算します。
例:=PRODUCT(A2:C2)
PRODUCT関数の引数:(範囲1, [範囲2, …])
掛け算ができない原因と解決策
数式がそのまま表示される

【原因1】セルの表示形式が「文字列」になっている
- 解決策:「ホーム」タブの数値の表示形式を「標準」にして数式を入れ直します。
【原因2】「数式の表示」機能がオンになっている
- 解決策:「数式」タブの「数式の表示」をクリックしてオフにします。
#NAMEエラーになる

【原因1】掛けるの記号に「×」を使っている
- 解決策:「*」を使って掛け算します(例:
=A2*B2)
【原因2】関数名のスペルミス
- 解決策:関数名に間違いがないか確認します。
#VALUEエラーになる

【原因】セル内に文字列が含まれている
- 解決手順:
- 単位を消したい範囲を選択し、
Ctrl+Hで「置換」を開きます。 - 「検索する文字列」に単位(例:個)を入力します。
- 「置換後の文字列」は何も入力しないまま、「すべて置換」をクリックします。
- 単位を消したい範囲を選択し、