
エクセルのPRODUCT関数を使うと、乗算演算子(*)を使用するよりも、複数のセルをまとめて簡単に掛け算することができます。今回はPRODUCT関数の基本的な使い方から、IF関数やFILTER関数と組み合わせて条件を指定する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
PRODUCT関数の基本

指定した「範囲」内の数値をまとめて掛け算します。
例:=PRODUCT(A2:C2)
💡 ポイント:
- 「文字列」や「空白セル」を無視して掛け算できます。
- 「0」が入っていると、掛け算の結果も 0 になります。
PRODUCT関数の引数:(範囲1, [範囲2, …])
PRODUCT関数に条件を指定する(0を除く)
Excel 2021以降(FILTER関数を使う)

範囲内を「0以外のデータ」に絞り込んで掛け算します。
例:=PRODUCT(FILTER(A2:C2, A2:C2<>0))
FILTER関数の引数:(抽出範囲, 条件, [空の場合])
【数式の解説】
- FILTER関数:指定した範囲を、0以外(
<>0)にフィルタ処理します。 - PRODUCT関数:0以外にフィルタ処理された数値を受け取り、掛け算します。
Excel 2019以前(IF関数を使う)

範囲内の「0」のセルは空白にして掛け算します。
例:=PRODUCT(IF(A2:C2=0,"",A2:C2))
💡 ポイント:Ctrl+Shift+Enterを押して確定します
IF関数の引数:(論理式, TRUE値, FALSE値)
【数式の解説】
- IF関数:指定した範囲に0があるか判定し、0のセルは空白(
"")にして返します。 - PRODUCT関数:空白セルは自動的に無視するため、数値のみ掛け算します。