ExcelのDATEDIF関数で日数をカウントする方法

Excelで年齢や 2 つの日付の日数をカウントするのに便利な、DATEDIF関数の使い方をご紹介します。TODAY関数と組み合わせて今日までの経過日数を取得する方法や、日数を加算または減算する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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日付間の期間を計算する方法

DATEDIF関数は関数候補に表示されないので、スペルを間違えないよう注意しましょう。また引数は 3 つとも必須なので、これらを指定しないと使用できません。

DATEDIF関数の使い方

DATEDIF関数は 2 つの日付の間の日数、月数、または年数を、指定した単位で返します。

単位は 6 種類あり、”D” は期間の日数を表す記号です。例えば DATEDIF(A2,B2,”D”) なら、開始日と終了日の期間を日数で返します。

DATEDIF関数の構成要素:(開始日, 終了日, 単位)

エクセルのDATEDIF関数で日数をカウントする方法

単位 D は1ヶ月を超える期間も日数で返すため、例では 839 日になります。2年3ヶ月19日のように日数を年月日で求める場合は、単位にそれぞれ Y、YM、MD、を指定してください。

  • “Y”:期間の年数を返します。
  • “M”:期間の月数を返します。
  • “D”:期間の日数を返します。
  • “MD”:年数と月数を除いた期間を、日数で返します。
  • “YM”:年数を除いた期間を、月数で返します。
  • “YD”:年数を除いた期間を、日数で返します。

結合:DATEDIF(a,z,”Y”)&”年”&DATEDIF(a,z,”YM”)&”ヶ月”&DATEDIF(a,z,”MD”)&”日”

初日を含む日数を計算する方法

エクセルのDATEDIF関数で初日を含む日数をカウントする方法

初日を含める場合は、開始日に 1 を減算します。

例えば DATEDIF(A2-1,B2,”D”) なら、求められる日数は 20 です。結果は同じですが、当日を含める場合は DATEDIF(A2,B2+1,”D”) のように終了日に 1 を加算します。

単位には、二重引用符(“単位”)を付けるのを忘れないようにしましょう。

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今日までの経過日数を計算する方法

エクセルで今日までの経過日数を計算する方法

DAYS関数は 2 つの日付間の日数を返します。つまりDAYS関数の終了日にTODAY関数を指定することで、開始日から今日までの経過日数を取得可能です。

TODAY関数は、現在の日付に対応するシリアル値を返します。

今日を含める日数をカウントする場合は、DAYS(TODAY()+1,A2) のように 1 を加算します。

DAYS関数の構成要素:(終了日, 開始日)

エクセルで今日までの経過日数を計算する方法

DAYS関数は例のように、1ヶ月を超える期間も日数で返します。これは、DATEDIF関数の単位に”D”を指定した場合と同じです。

今日までの経過日数を年月または月日で取得する場合は、DATEDIF関数を使用しましょう。

例:DATEDIF(A2,TODAY(),”YM”)、DATEDIF(A2,TODAY(),”MD)

TODAY関数の構成要素:(なし)

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