
エクセルで数式をデータの最終行まで一気にコピーする「ダブルクリック」や「ショートカットキー」などの基本技を分かりやすく解説します。コピーした際にセル参照が動かないようにする方法や、全く同じ数式のまま別シートなどに複製する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フィルハンドルで数式を伸ばす

【手順】
- 先頭のセルに数式を入力します。
- セルの右下にカーソルを合わせると、ポインタが黒い十字(+)に変わります。
- 隣の列にデータがある場合:そのままダブルクリックします。
- 隣の列にデータがない場合:コピーしたい方向(下など)へ、ドラッグします。
💡 ダブルクリックの場合の注意点:
- 隣の列のデータの途中に「空白」があると、そこでコピーが止まってしまいます。このような場合は、次のショートカットキーを使います。
指定の行(列)まで数式をコピーする

【手順】
- 先頭のセルに数式を入力し、
Ctrl+Cでコピーします。 - 数式バーの左にある「名前ボックス」にコピーしたい範囲(例:B2:B31)を入力し、
Enterを押します。 - 範囲が選択状態になるので、
Ctrl+Vで貼り付けます。
シートの最終行まで数式をコピーする

【手順】
- 先頭のセルに数式を入力し、
Ctrl+Cでコピーします。 Ctrl+Shift+↓を押します。- 最終行まで選択状態になるので、
Ctrl+Vで貼り付けます。
📖 途中で選択が止まってしまう場合:
Ctrl+Shift+↓を押したとき、途中にデータがあるとそこで止まります。その場合は、ShiftとCtrlを押したまま↓を何回か押すことで、最終行まで選択できます。
参照先を変えずに数式をコピーする

【手順】
- 先頭のセルに数式を入力します(例:
=B2*A2)。 - 数式内で固定したいセル(A2)の文字のところにカーソルを置き、
F4キーを押します。
💡 ポイント:
- 「$A$2」のように「$」が付くと、数式をコピーしても参照先が動かなくなります。
全く同じ数式をそのままコピーする

【手順】
- 元の数式を普通にコピーして、別シートの好きな場所にそのまま貼り付けます。
- 貼り付けた数式の範囲をすべて選択し、
Ctrl+Hを押して「置換」を開きます。 - 以下のように入力して、「すべて置換」を押します。
- 検索する文字列:ズレてしまった参照先(例:
C) - 置換後の文字列:元の正しい参照先(例:
A)
- 検索する文字列:ズレてしまった参照先(例:
💡 ポイント:
普通にアルファベット1文字だけで置換すると、数式の中で使われているANDやIFERRORといった「関数名に含まれる文字」まで一緒に書き換わって数式が壊れてしまうことがあります。
このような場合、以下のようにカッコ(などをセットにして、参照先の文字だけが置き換わるようにします。
- 検索する文字列:
(C(カッコとズレたアルファベット) - 置換後の文字列:
(A(カッコと元の正しいアルファベット)