
エクセルで複数列のデータを「1列」や「1行」にまとめる方法をご紹介します。最新の「TOCOL関数」「TOLOW関数」を使う方法から、古いバージョンでも使える「クリップボード」や「INDEX関数」を使う方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
TOCOL関数で1列にまとめる(Excel 2024以降)

以下のように「範囲」を指定するだけで、データを1列に並べられます。
例:=TOCOL(A2:B4)
TOCOL関数の引数:(範囲, [無視する値], [列単位でスキャン])
📖 無視する値: 空白やエラーの処理を0〜3の数値で指定します。
0(省略時):すべてのデータをそのまま並べる1:空白セルを無視する2:エラー値のセルを無視する3:空白セルとエラー値のセルを両方無視する
📖 列単位でスキャン: データを並べる方向を指定します。
FALSE(省略時):行単位でスキャン(左から右へ、Z型の順番で並べる)TRUE:列単位でスキャン(上から下へ、N型の順番で並べる)
TOROW関数で1行にまとめる(Excel 2024以降)

以下のように「範囲」を指定するだけで、データを1行に並べられます。
例:=TOROW(A4:B6)
TOROW関数の引数:(範囲, [無視する値], [列単位でスキャン])
📖 引数の解説:
「無視する値」や「列単位でスキャン」の使い方は、上記のTOCOL関数と同じです。
クリップボードを使ってまとめる(Excel 2021以前)

【手順】
- 「ホーム」タブの「クリップボード」の右側にある「矢印ボタン」をクリックします。
- 画面左側にクリップボードの作業ウィンドウを開くので、すでに履歴がある場合は「すべてクリア」を押して初期化しておきます。
- まとめたいデータを1列ずつ選択して
Ctrl+Cでコピーしていきます。コピーするたびに、左側のクリップボードにデータが蓄積されていきます。 - すべての列をコピーしたら貼り付け先を選択し、「すべて貼り付け」をクリックします。
💡 横1行にしたい場合:
1列にしたデータをコピーし、右クリックメニューから「行/列の入れ替え」で貼り付けます。
【まとめたデータから「空白」を消す方法】

【手順】
- まとめたデータ範囲をすべて選択します。
- 「ホーム」タブの「検索と選択」から、「条件を選択してジャンプ」をクリックします。
- 選択オプションの 「空白セル」 にチェックを入れて「OK」を押します。
- 空白セルだけが選択された状態になるので、右クリックメニューから「削除」を選択し、「上方向にシフト」にチェックを入れて「OK」を押します。
INDEX関数を使ってまとめる(Excel 2021以前)

以下のように入力し、オートフィルで数式をコピーします。
例:=INDEX($A$2:$B$4, INT((ROW(A1)-1)/2)+1, MOD(ROW(A1)-1, 2)+1)
💡 ポイント:
「横の列数」の部分に、並べたいデータの列数(例:2)を指定します。
INT((ROW(A1)-1)/横の列数)+1MOD(ROW(A1)-1, 横の列数)+1
INDEX関数の引数:(参照, 行番号, [列番号])