
エクセルで売上や日報の「累計」を自動で計算する4つの方法を分かりやすくまとめました。基本の「SUM関数を使った方法」から、最新の「SCAN関数を使った方法」、特定の条件や表の途中の「小計」を無視して足していく方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
累計を出す方法(Excel 2021以前)

SUM関数を使って以下のように入力し、オートフィルで数式をコピーします。
例:=SUM($B$2:B2)
💡 ポイント:
- 範囲の開始セルのみ「$」を付けて固定します(例:$B$2:B2)。これにより、数式を下へコピーしたときに合計範囲が1行ずつ下に拡張されます。
📖 未入力の行は空白にしておく場合:
例:=IF(B2="","",SUM($B$2:B2))
累計を出す方法(Excel 2024以降)

SCAN関数を使って以下のように入力するだけで、範囲内の累計が一括で計算されます。
例:=SCAN(0,B2:B5,SUM)
SCAN関数の引数:(初期値, 範囲, 関数)
条件に一致する値だけ累計していく方法

特定の条件に一致するものだけを加算したい場合は、SUMIF関数を使います。
例:=SUMIF($A$2:A2,"ヤサイ",$B$2:B2)
💡 ポイント:
- 検索範囲と合計範囲の開始セルのみ「$」を付けて固定します(例:$A$2:A2、$B$2:B2)。
SUMIF関数の引数:(検索範囲, 条件, [合計範囲])
📖 条件と一致しない(加算しない)行は空欄にする場合:
例:=IF(A2="ヤサイ",SUMIF($A$2:A2,"ヤサイ",$B$2:B2),"")
「小計」を無視して累計を出す方法

「小計」をAGGREGATE関数で出しておくことで、累計時に二重集計を回避できます。
例:=AGGREGATE(9, 0, $B$2:B2)
💡 ポイント:
- 集計コード「9」:SUM関数
- オプション「0」:二重集計を回避
AGGREGATE関数の引数:(集計コード, オプション, 範囲 1, [範囲 2], …)