エクセルやGoogleスプレッドシートでアルファベットの大文字・小文字を変換できるUPPER・LOWER・PROPERの3つの関数をご紹介します。なお大文字と小文字では文字コードが異なるため、表示形式による変換はできません。
UPPER関数で小文字を大文字にする方法
読み方:アッパー
UPPER関数は指定した「文字列」を、すべて大文字に変換します。
例えば文字列に「excel」を指定すると、「EXCEL」に変換されます。
UPPER関数の構成要素:(文字列)
LOWER関数で大文字を小文字にする方法
読み方:ロウワー
LOWER関数は指定した「文字列」を、すべて小文字に変換します。
例えば文字列に「EXCEL」を指定すると、「excel」に変換されます。
LOWER関数の構成要素:(文字列)
PROPER関数で先頭のみ大文字にする方法
読み方:プロパー
PROPER関数は指定した「文字列」の先頭のアルファベットを大文字に、それ以外のアルファベットをすべて小文字に変換します。
例えば文字列に「EXCEL」を指定すると、「Excel」に変換されます。
PROPER関数の構成要素:(文字列)
アルファベットは「スペース」や「記号」で区切った場合、1つの単語と認識されます。
例えば文字列が「SPREAD-SHEET」なら各単語の先頭が大文字に変換され、「Spread-Sheet」になります。また先頭が記号の場合は、次のアルファベットが大文字に変換されます。
なお単語の先頭や途中に仮名が含まれていた場合、次のアルファベットは大文字になりません。
スプレッドシートの場合、スペース・記号・数値・仮名が含まれる次のアルファベットは大文字に変換されます。