
スプレッドシートでリンク機能を活用すれば、特定のデータやページなどにクリック1つで移動することができます。今回はリンクの挿入方法をはじめ、リンク先のセルまで指定する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
リンクとは?
リンクとはスプレッドシート上のテキストなどをクリックすることで、別のページに移動する機能です。スプレッドシート内のリンクなら、移動先のセルまで指定することもできます。
スプレッドシートのリンクでできること
カレンダーシートに入力されている文字「会議」をクリックするだけで、毎日のスケージュールシートの会議詳細が入力されているセル(E22)に飛ばすことが可能です。
(※正確には、会議にカーソルを合わせると表示されるリンク先の名前をクリックする。)

編集中のスプレッドシート内の移動だけでなく、もちろん別のスプレッドシートやウェブページのリンクを挿入することもできます。

スプレッドシートにリンクを挿入する方法
セルにリンクを挿入することで作業者の利便性が良くなったり、作業効率をアップさせることができます。今回はリンクを挿入する方法を3種類ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
まずリンクを挿入したいセルの上で右クリックし、表示されたメニューから「リンクを挿入」を選択します。

外部リンクを挿入する方法
リンク貼り付け欄に挿入したいスプレッドシートやウェブページのURLを張り付け、適用をクリックします。候補一覧に目的のページがあれば、候補をクリックするだけで挿入可能です。
挿入されたリンクをクリックすると、別窓でスプレッドシートやウェブページが表示されます。

シートを移動するリンクを挿入する方法
メニューの1番下にある「シートと名前付き範囲」を選択します。編集中のスプレッドシートの各シート名が表示されるので、リンクに挿入したいシート名をクリックします。
挿入されたリンクをクリックすると、同スプレッドシート内のリンク先シートに移動可能です。

リンク先のセルまで指定する方法
メニューの1番下にある「シートと名前付き範囲」を開き、「リンクを追加するセルの範囲を選択」をクリックします。

「データ範囲の選択」が表示されたら、移動先にしたいセルがあるシートを開きます。目的のセルをクリックすると入力欄に範囲が入るので、OKボタンを押します。
挿入されたリンクをクリックすると、指定したシートのセルの位置まで移動することが可能です。
