スプレッドシートの保護と解除方法まるわかり解説

複数人での共同作業ができる便利なスプレッドシートですが、ほかの作業者が意図せずデータを消してしまったりすることがあります。そこで今回はスプレッドシートに保護を掛けて、編集できるユーザーを限定する方法をご紹介します。

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スプレッドシートの保護の設定方法

スプレッドシートの保護方法は大きく分けて、セル範囲を指定して保護する方法とシート全体を保護する方法の2つです。シート全体を保護して、一部のセル範囲だけを編集可能にすることもできます。

スプレッドシートのセル範囲を保護する

スプレッドシートのセルを保護

まず保護したいセル範囲を指定し、上部メニューバーの「データ」から「シートと範囲を保護」をクリックします。

説明を入力欄には任意の名前を入力しておきましょう。範囲欄に最初に指定した保護したいセル範囲が入力されているのを確認し、「権限を設定」をクリックします。

スプレッドシートのシート全体を保護する

スプレッドシートのシートを保護

保護したいシート名の右にある「▼」からメニューを開き、「シートを保護」をクリックします。

スプレッドシートのシートを保護

右横に「保護されているシートと範囲」が表示されるので、「説明を入力」欄に任意の説明を入力しましょう。シート名+保護などにしておくと、変更や解除のときに分かりやすいです。

シート欄が保護したいシート名になっているか確認したら、「権限を設定」をクリックします。なお保護するシートは「▼」ボタンから変更可能です。

保護範囲の編集権限を自分のみにする

スプレッドシートの保護で自分のみ編集可能

権限を設定から、「この範囲を編集できるユーザーを制限する」にチェックを入れます。ほかのユーザーが編集できないように、編集できるユーザーに「自分のみ」を選択しましょう。

この範囲を編集するときに警告を表示する: 警告を表示しますが、編集は可能です。
この範囲を編集できるユーザーを制限する: 保護したシートの編集を禁止します。

保護範囲の編集者を追加する

スプレッドシートの保護に編集者を追加

ユーザー制限を「自分のみ」から「カスタム」に変更し、追加したい編集者の名前かアドレスを入力します。自分のほかに、保護したシートを編集できるユーザーを追加可能です。

スプレッドシートの保護権限を追加

既存の保護設定があれば、保護権限をコピーして編集できるユーザーを追加することもできます。

特定のセルを除いてシートを保護する

スプレッドシートを特定の範囲を除いて保護

「特定のセルを除く」にチェックを入れ、編集可能にしたい範囲を選択します。「別の範囲を追加」から、除外する範囲を増やすことも可能です。

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スプレッドシートの保護設定の管理方法

新しく設定した保護範囲や、既に設定されている保護設定を管理する方法をご紹介します。同画面から保護の解除や変更もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

保護設定を確認する

上部メニューバーの「データ」から「シートの範囲を保護」をクリックします。それぞれ同一スプレッドシート上に設定されている保護範囲が確認可能です。

スプレッドシートの保護解除方法

保護設定を解除・変更する

解除や変更したい保護設定の名前をクリックします。保護名の右横にあるごみ箱アイコンを押すと、設定した保護の解除が可能です。

同画面から保護範囲や編集権限の変更もできます。

スプレッドシートの保護の解除や変更方法
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