
Googleプレッドシートで横書きの文字列を縦書きにすると、括弧や伸ばし棒が横向きのままになってしまいます。そこで今回はGoogleスプレッドシートでの縦書き入力方法や、括弧や伸ばし棒を正しく入力する方法について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
縦書きで入力する方法

文字を縦書きにするには、「表示形式」→「回転」→「縦書き」をクリックします。

しかし、スプレッドシートではWordのように本格的な縦書きには対応していないため、括弧や伸ばし棒が意図した通りに表示されない場合があります。
縦書きの括弧を入力する方法
縦書きの丸括弧

縦書きの丸括弧()を正しく入力するには、次のコードを入力し、「F5」キーで変換します
︵ (縦書き開始丸括弧)
- Unicodeコード:
FE35
︶ (縦書き終了丸括弧)
- Unicodeコード:
FE36
コピー用:︵︶
縦書きのかぎ括弧

縦書きのかぎ括弧「」を正しく入力するには、次のコードを入力し、「F5」キーで変換します。
- ﹁ (縦書き開始かぎ括弧)
- Unicodeコード:
FE41
- Unicodeコード:
- ﹂ (縦書き終了かぎ括弧)
- Unicodeコード:
FE42
- Unicodeコード:
コピー用:﹁﹂
縦書きの伸ばし棒を入力する方法

縦書き伸ばし棒︲を正しく入力するには、次のコードを入力し、「F5」キーで変換します。
︲ (縦書き用伸ばし棒)
- Unicodeコード:
FE32
コピー用:︲

このように表示されます。
なお伸ばし棒は「Shift」+「\」の縦棒|でも入力できますが、これは正しくは伸ばし棒ではなく、パイプラインになります。
縦書きの(株)を入力する方法

「(株)〇〇社」のように、括弧と文字が混在する文字列を縦書きのように見せる場合、文字と文字の間に手動で改行を入れることで、見た目上、縦書きのように文字を並べることができます。
セル内での改行は、キーボードの「Alt」+「Enter」で行います(Macの場合は「Command」+「Enter」)。