Googleスプレッドシートで文字数をカウントする方法

GoogleスプレッドシートのLEN関数で、セル内に入力されている文字数をカウントする方法をご紹介します。配列関数を使用することで選択した複数セルの文字数を合計する方法や、不要な部分を除いた合計を算出する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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文字数をカウントする方法

セル内の文字数や、選択した範囲全体の文字数をカウントする方法をご紹介します。SUBSTITUTE関数と組みわせれば、空白や改行を除いた文字数をカウントすることも可能です。

セル内の文字数を数える方法

LEN関数は指定した「テキスト」の文字数を返します。

例のようにテキストに AAA を指定した場合、返り値は 3 です。ただし スペース や 改行 も文字列としてカウントされるため、A A A は 5 文字とカウントされます。

LEN関数の構成要素:(テキスト)

範囲内の文字数を数える方法

スプレッドシートで文字数をカウントする方法

範囲内の文字数をカウントする数式は ArrayFormula(SUM(LEN(A2:A4))) です。

  1. LEN関数は、指定した範囲内の文字数を配列で返します。
  2. SUM関数は、EN関数から文字数の配列を受け取り合計します。
スプレッドシートで文字数をカウントする方法

ArrayFormula は非配列関数で配列を使用したいときに使用する関数です。 [Ctrl]+[Shift]+[Enter] を押すと、数式の先頭に追加できます。

文字数の合計は、LEN関数でセルごとの文字数(3,5,4)を合計した結果と同じ「12」です。

空白を含まない文字数を数える方法

スプレッドシートで空白を含まない文字数をカウントする方法

SUBSTITUTE関数 は指定したテキスト内の、「検索文字列」を新しい文字列に置換します。

まずSUBSTITUTE関数で、空白(” “)を無(“”)に置換してください。これをLEN関数のテキストに指定すれば、AAA の文字数 3 が取得可能です。

1つの数式にまとめた場合、LEN(SUBSTITUTE(A2,” “,””)) になります。

SUBSTITUTE関数の構成要素:(テキスト, 検索文字列, 新しい文字列, [置換対象])

改行を含まない文字数を数える方法

スプレッドシートで改行を含まない文字数をカウントする方法

SUBSTITUTE関数 で改行を検索するには、CHAR関数改行コード 10 を指定します。

まずSUBSTITUTE関数で、改行(CHAR(10))を無(“”)に置換してください。これをLEN関数のテキストに指定すれば、AAA の文字数 3 が取得可能です。

1つの数式にまとめた場合、LEN(SUBSTITUTE(A2,CHAR(10),””)) になります。

CHAR関数の構成要素:(コード番号)

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