Googleスプレッドシートでスペースを削除する関数

スプレッドシートのSUBSTITUTE関数を使って、テキスト内のスペースを削除する方法をご紹介します。全角スペースと半角スペースの両方を削除する方法や、クリーンアップ機能で空白を一括削除する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

SUBSTITUTE関数で空白を削除する方法

ここでは指定したテキスト内の、すべての空白を削除する方法をご紹介します。全角スペースと半角スペースに分けて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

全角スペースを削除する方法

スプレッドシートで全角スペースを削除する方法

SUBSTITUTE関数は検索対象のテキストから、検索文字列を検索して新しい文字列に置換します。

例えば SUBSTITUTE(A2,” ”,””) なら全角スペースを検索し、何もない状態に置換します。二重引用符は、数式内で文字列を使用していることを明示する記号です。

SUBSTITUTE関数の構成要素:(検索対象のテキスト,検索文字列,新しい文字列,[出現回数])

スプレッドシートで空白を削除して句読点にする方法

スペースは”無”に置換して削除するだけでなく、別の文字や記号に置き換えることも可能です。

例えば SUBSTITUTE(A2,” ”,”、”) なら全角スペースを検索し、句読点に置換します。これを実行すると「田中 加藤 渡辺」は、「田中、加藤、渡辺」になります。

半角スペースを削除する方法

スプレッドシートで半角スペースを削除する方法

全角文字と半角文字は区別されるため、検索文字列に半角スペースを指定してください。

例えば SUBSTITUTE(A2,” “,””) なら半角スペースを検索し、何もない状態に置換します。出現回数を指定すると、テキスト内の特定のスペースだけを置換することも可能です。

出現回数とは、テキスト内の何番目の検索文字列を置換するのか指定する数字です。今回のように省略すると、テキスト内のすべての検索文字列が置換されます。

全角スペースと半角スペースを両方削除する方法

全角と半角スペース両方削除する方法

前提として、SUBSTITUTE関数に指定できる検索対象のテキストは 1 つだけです。

2 種類のスペースを削除するためには、1 つ目のスペースを削除した結果を、新しいSUBSTITUTE関数の検索対象のテキストに指定してください。

例えば SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2,” ”,””),” “,””) のようになります。

スポンサーリンク

TRIM関数で空白を削除する方法

スプレッドシートのTRIM関数で空白を削除する方法

TRIM関数は指定したテキスト内の先頭、末尾、繰り返しのスペースを削除します。

ただし、削除されるのは半角スペースのみです。半角スペースは、単語間のスペースを 1 つ残す形で削除されます。すべての空白を削除する場合、SUBSTITUTE関数を使用してください。

TRIM関数の構成要素:(テキスト)

スポンサーリンク

クリーンアップ機能で空白を削除する方法

先に関数で空白削除する方法をご紹介しましたが、実はスプレッドシートには余分な空白文字を削除するクリーンアップ機能も備わっています。

余分なスペースを削除する方法

スプレッドシートで空白を削除する方法

①余分な空白を削除したいセルをすべて選択します。

②上部メニューバーの「データ」タブから、③「データ クリーンアップ」を選択します。

④データ クリーンアップから、「空白文字を削除」をクリックします。

スプレッドシートで空白を削除する方法

半角・全角スペースともに、先頭のスペースが削除されました。

「空白文字の削除」では、余分な空白と判断されなかったスペースはそのまま残ります。

削除されるのは先頭や末尾の空白、または余分な空白です。すべての空白を削除したいなら、空白を削除する関数(SUBSTITUTE)をチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました