
Googleスプレッドシートで、日付から曜日を自動で判断する方法をご紹介します。この記事では、WEEKDAY関数を使って曜日を数値で取得する方法や、具体的な使用例も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
WEEKDAY関数の使い方
WEEKDAY関数とは?

WEEKDAY関数は、指定した日付が何曜日かを数値で返します。
たとえば、A2セル(2025/09/21)に対して次の数式を入力すると、日曜日を1、月曜日を2…土曜日を7というように、日曜日を起点とした数値を返します。
例:=WEEKDAY(A2)
●WEEKDAY関数の第2引数(種類)には、どの曜日を1とするかを指定できます。
- 種類1(省略時): 日曜日を
1として数値を返します。(日曜1~土曜7) - 種類2: 月曜日を
1として数値を返します。(月曜1~日曜7) - 種類3: 月曜日を
0として数値を返します。(月曜0~日曜6)
WEEKDAY関数:(日付, [種類])
WEEKDAY関数は単体で使われることはほとんどありませんが、条件付き書式や計算式に組み合わせて使うことで、曜日に色をつけたり、カレンダーの作成するのに役立ちます。
曜日を表示したい場合(TEXT関数)

もし日付から曜日を表示させたい場合は、WEEKDAY関数ではなく、TEXT関数を使います。
たとえば、A2セルに入力された日付の曜日を表示するには、次の数式を入力します。
例:=TEXT(A2,"dddd")
TEXT関数の詳しい使い方は、「TEXT関数で日付・曜日を表示する方法」をご覧ください。
TEXT関数の引数:(数値, 表示形式)
WEEKDAY関数の具体的な使用例
曜日に色をつける

WEEKDAY関数は、条件付き書式と組み合わせることで、曜日によって色を自動で付けることができます。
たとえば、日曜日に色を付ける手順は、以下の通りです。
- 色を付けたい範囲を選択し、「条件付き書式」を開きます。
- 書式設定の条件を「カスタム数式」に変更し、以下の数式を入力します。
- 例:
=WEEKDAY($A2)=1
- 例:
より詳しい設定方法は、「「土日」に色づけする方法(行・列全体も!)」をご覧ください。
カレンダーを作成する

WEEKDAY関数を応用すると、指定した日付の週の最初の日(日曜日)を求められます。
たとえば、「2025/10/01」の週の最初の日曜日を求めたい場合、数式は次のようになります。
例:=A1-(WEEKDAY(A1)-1)
このように、WEEKDAY関数を使うと、カレンダーの作成にも役立ちます。
より詳しい作成方法は、「カレンダーを作成する方法」をご覧ください。