
GoogleスプレッドシートのTEXT関数を使って、日付の表示形式を変更したり、日付から曜日を表示したりする方法をご紹介します。TODAY関数と組み合わせて、今日の日付を自動で更新する方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
セルの表示形式の設定については、「日付の表示形式の基本!おかしい時の解決策」をご覧ください。
TEXT関数で日付を表示する

TEXT関数は、指定した表示形式の記号に従って、日付や時刻などの数値をテキストに変換します。
たとえば、「2025/10/02」という日付を「10月02日」のように表示したい場合、数式は次のようになります。
例:=TEXT(A2,"mm月dd日")
💡表示形式は、二重引用符("")で囲む必要があります。
TEXT関数の引数:(数値, 表示形式)
日付の表示形式の種類
y: 1桁または2桁の年。(例: 25)yy: 2桁の年(ゼロ埋め)。(例: 25)yyyy: 4桁の年。(例: 2025)m: 1桁または2桁の月。(例: 9)mm: 2桁の月(ゼロ埋め)。(例: 09)d: 1桁または2桁の日。(例: 18)dd: 2桁の日(ゼロ埋め)。(例: 18)
TEXT関数で曜日を表示する

TEXT関数を使って日付から曜日を表示するには、以下の表示形式の記号を使います。
ddd: 曜日の省略名。(例: 木)dddd: 曜日の正式名。(例: 木曜日)
たとえば、「2025/10/02」という日付から曜日だけを表示したい場合、数式は次のようになります。
例:=TEXT(A2,"dddd")
日付と曜日を組み合わせることも可能です。
たとえば、「2025/10/02」を「10月02日(木)」と表示したい場合、数式は次のようになります。
例:=TEXT(A2, "mm月dd日(ddd)")
TEXT関数で表示した曜日に色をつけたい場合は、条件付き書式を使用します。詳しい設定方法は、「曜日に色をつける方法」をご覧ください。
TODAY関数と組み合わせた使い方

TODAY関数とTEXT関数を組み合わせると、常に最新の日付や曜日を自動で表示できます。
例:=TEXT(TODAY(),"mm月dd日")
この数式は、TODAY関数が取得した今日の日付を、TEXT関数で指定した表示形式に変換しています。