
Googleスプレッドシートで文字列の 検索を行うショートカットキーと、置換を行うショートカットキーをご紹介します。検索はデータをすぐに発見すると共に、データの個数も算出可能できる便利な機能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
検索と置換を使って、チェックボックスのチェックを一括クリアする方法 も解説しています。
検索を行うショートカットキー

検索を行うショートカットキーは [Ctrl]+[F] です。
右上に表示される 検索窓 に検索したい文字列を入力すると、一致する文字に色が付きます。
検索窓の右横に表示されている数字は検索文字列と一致した文字列の個数分の、現在カーソルが置かれている文字列の位置です。▼を押すと、次の一致文字列に移動します。
ショートカットキーが有効でない場合、編集 タブから 検索と置換 を開いてください。

右横にある その他のオプション をクリックすると、さらに詳細な検索が可能です。
- すべてのシート:作成済みのすべてのシートを検索します。
- このシート:現在閲覧中のシート内でのみ検索を行います。
- 特定の範囲:選択中の範囲 または データ範囲に指定した範囲 内でのみ検索を行います。
このオプションは置換を行うショートカットキー [Ctrl]+[H] を開いた場合と同じです。

- 大文字と小文字の区別:チェックなしの場合、abc に対して ABC も検索されます。
- 完全に一致するセルを検索:チェックなしの場合、BC に対して ABC も検索されます。
- 正規表現を使用した検索:チェックなしの場合、正規表現は単に文字列とみなされます。
- 数式内も検索:チェックすると、数式内に含まれる英数字なども検索対照とします。
- リンク内も検索する:チェックすると、URLに含まれる英数字なども検索対照とします。
置換の際に 数式内も検索 を使用すると、数式の参照セルを一括で変更するのに便利です。
置換を行うショートカットキー

置換を行うショートカットキーは [Ctrl]+[H] です。
まず置換したい文字列を含む範囲を選択し、[Ctrl]+[H]で 検索と置換 を開きます。
次に、 検索する文字列 と 置換後の文字列 を入力してください。

最後に すべて置換 を押すと、シート上の 検索文字列 が 置換後の文字列 に変わりました。
「ABCに一致するインスタンス3個をCBAに置換しました」のように、検索した文字列 と 置換後の文字列 に置換したした個数が表示されます。
置換できたら 完了ボタン をクリックしてシートに戻りましょう。
範囲を指定しない場合、検索と置換の対象は「すべてのシート」です。先に範囲を指定するか、オプションを 特定の範囲 または このシート に変更することを推奨します。