スプレッドシートのCOUNTIFS関数で複数条件を満たすセルを数える方法

スプレッドシートのcountifs関数で複数条件を指定する方法

GoogleスプレッドシートのCOUNTIFS関数で、複数条件を満たすセルの個数を数える方法をご紹介します。COUNTIFS関数にOR条件を指定する方法や、日付をカウントする方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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COUNTIFS関数に複数条件を指定する方法

COUNTIFS関数の使い方や、条件に以上・以下を指定する方法をご紹介します。疑問符 (?) またはアスタリスク (*) をワイルドカードとして使用することも可能です。

COUNTIFS関数の使い方

スプレッドシートのcountifs関数に複数条件を指定する方法

COUNTIFS関数は、すべての「条件範囲に対応する条件」を満たすセルの個数を返します。

例えば条件範囲1(A2:A7)が 30 、条件範囲2(B2:B7)が 男 を指定してみましょう。年齢が30代、性別が男の両方を満たすセルを数えるので、返り値は「2」です。

※条件に文字列を指定する場合、”二重引用符”で囲ってください。

COUNTIFS関数の構成要素:(条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2, …])

COUNTIFS関数の条件に以上または以下を指定する方法

スプレッドシートのcountifsに以上・以下を指定する方法

条件に以上や以下を指定する場合、二重引用符内で「比較演算子」を使用します。

例えば範囲(A2:A7)の条件が30以上なら、条件の入力方法は “>=30” です。例の場合、30代以上かつ男性のセルの個数「3」を返します。

等しくないを表す比較演算子は”<>”です。空白以外なら”<>”、ゼロ以外なら”<>0″を入力します。

比較演算子:以上(>=)、以下(<=)、より小さい(<)、より大きい(>)、等しくない(<>)

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COUNTIFS関数にOR条件を指定する方法

スプレッドシートのcountifsにOR条件を指定する方法

COUNTIFS関数を足し算することで、OR条件を満たすセルの個数をカウント可能です。OR条件では、適用した条件のいずれかを満たせば成立戸みなします。

例:COUNTIFS(A2:A7,30,B2:B7,”男”)+COUNTIFS(A2:A7,30,B2:B7,”女”)

例の場合30代男性または30代女性のいずれかを満たすセルを数えるので、返り値は「3」です。

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COUNTIFS関数で日付をカウントする方法

COUNTIFS関数の条件に日付を指定することで 2022/10/1~2022/10/31 のような期間内の日付をカウントする方法と、上手くいかないときの原因を解説します。

COUNTIFS関数の条件に日付を指定する方法

スプレッドシートのcountifs関数で日付をカウントする方法

任意の日付の個数をカウントする場合、条件に比較演算子と日付を指定します。

例えば2022/10/1以降なら “>=2022/10/1” です。n日~n日までの日付をカウントする場合、2つ目の条件に “<=n” を指定してください。

例の場合 2022/10/1 以降の日付の個数を数えるので、返り値は「5」です。

COUNTIFS関数で日付がカウントされない原因

スプレッドシートのcountifs関数で日付がカウントされない原因

条件の日付を “>=C2” のようにセルで指定している場合、正しくカウントされません。

これは二重引用符内に入力したセル参照が、文字列(C2という文字)として認識されるためです。

日付をセルで指定したいときはまず “>=” のように比較演算子だけを二重引用符で囲い、アンパサンド(&)でセル参照を結合してください。

記号や日付が「半角入力できているか」もチェックしてみてください。

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