
Googleスプレッドシートで、データのばらつきや分布を表す「箱ひげ図」に近いグラフを作成する方法をご紹介します。スプレッドシートには「箱ひげ図」の機能がないため、まずQUARTILE関数で四分位数を出し、それを元に「ローソク足チャート」というグラフを使って作成します。
四分位数出す(QUARTILE関数)

【手順】データごとの四分位数を出す
- 「四分位数(0~4)」とその「内容」を、空いている場所(例:D:E)に入力しておきます。
- 「内容」の隣の列(例:F)に以下のように入力し、データの列数分だけ右にコピーします。
- 例:
=QUARTILE(A$2:A$16,$D2)
- 例:
QUARTILE関数の引数:(データ, 四分位数)
📖 四分位数とは?
データを昇順に並べ、ちょうど4等分したときにできる「3つの境目」に該当する値のことです。起点の「0(最小値)」と、終点の「4(最大値)」の2つを合わせて、合計5つの区切り(0〜4)でデータを表現します。
- 最小値: 四分位数に
0を指定 - 第一四分位数: 四分位数に
1を指定(下から25%の位置にある値) - 第二四分位数: 四分位数に
2を指定(下から50%の位置にある値) - 第三四分位数: 四分位数に
3を指定(下から75%の位置にある値) - 最大値: 四分位数に
4を指定
ローソク足チャートで「箱ひげ図」を作る

【手順】
- 作成した四分位表の範囲から、「第二四分位数」を取り除きます(ローソク足チャートには第二四分位数を表す機能がないため)。
- 必要な範囲(例:E1:G5)を選択し、メニューの「挿入」➔「グラフ」をクリックします。
- 画面右側に出るグラフエディタの「設定」を開き、「グラフの種類」から「ローソク足チャート」を選びます。
💡 「○列以上必要ですが、○列しか入力されていません。」が出た場合:
グラフエディタの「設定」の一番下にある「行と列を切り替える」にチェックを入れます。
グラフを大きく見やすく調整する

【手順】
- グラフをダブルクリックして「グラフエディタ」を開きます。
- 「カスタマイズ」から 「縦軸」 を開きます。
- 「最小値」の入力欄に、データの最低ラインに近い数値(例:
20など)を入力します。 - グラフの下側の余白がカットされ、箱ひげの形が拡大されます。
📖 グラフの詳細を表示する:
一度グラフ外のシートをどこでもいいのでクリックし、もう一度グラフをクリックして箱ひげにカーソルを合わせると、「最小値」「最大値」「第一四分位数」「第三四分位数」の数値が表示されます。