
エクセルで指定した範囲から最小値を検索し、「条件付き書式」を使って自動で色付けする方法を解説します。 表全体の最小値だけでなく、「行ごと」「列ごと」の最小値を一括で色付けする方法や、「最小値がある行全体」に色を塗る方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
最小値のセルに色をつける

【手順1】
- 色付けしたい数値の範囲を選択します。
- 「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「上位/下位ルール」→「下位10項目」をクリックします。

【手順2】
- 上位10項目の数値を「10」から「1」に変更し、好きな色を選んで「OK」を押します。
「行・列ごと」の最小値に一括で色をつける
行ごとの最小値に色をつける

【手順1】
- 色付けしたい数値の範囲(例:B2:D5)を選択します
- 「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックします。

【手順2】
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、以下のような数式を入力します。
- 例:
=B2=MIN($B2:$D2)
- 例:
- 「書式」ボタンの「塗りつぶし」から好きな色を選び、「OK」を押します。
💡 ポイント:
- 判定式のセル:範囲の1番左上のセル(例:B2)を指定します。
- MIN関数の範囲:範囲の1行目を、列のみ絶対参照(例:
$B2:$D2)で指定します。
列ごとの最小値に色をつける

【手順】
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、以下のような数式を入力します。
- 例:
=B2=MIN(B$2:B$5)
- 例:
- 「書式」ボタンの「塗りつぶし」から好きな色を選び、「OK」を押します。
💡 ポイント:
- 判定式のセル:範囲の1番左上のセル(例:B2)を指定します。
- MIN関数の範囲:範囲の1列目を、行のみ絶対参照(例:
B$2:B$5)で指定します。
最小値がある「行・列全体」に色をつける
「行全体」に色をつける

【手順1】
- 色付けしたい範囲全体(例:A2:E5)を選択します。
- 「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」をクリックします。

【手順2】
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、以下のような数式を入力します。
- 例:
=$E2=MIN($E$2:$E$5)
- 例:
- 「書式」ボタンの「塗りつぶし」から好きな色を選び、「OK」を押します。
💡 ポイント:
- 判定式のセル:比較する数値の一番上のセルを、列のみ絶対参照(例:
$E2)で指定します。 - MIN関数の範囲:比較する数値の範囲を、絶対参照(例:
$E$2:$E$5)で指定します。
「列全体」に色をつける

【手順】
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、以下のような数式を入力します。
- 例:
=B$6=MIN($B$6:$D$6)
- 例:
- 「書式」ボタンの「塗りつぶし」から好きな色を選び、「OK」を押します。
💡 ポイント:
- 判定式のセル:比較する数値の一番左のセルを、行のみ絶対参照(例:
B$6)で指定します。 - MIN関数の範囲:比較する数値の範囲を、絶対参照(例:
$B$6:$D$6)で指定します。
0を除いた最小値に色をつける

【手順】
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、以下のような数式を入力します。
- 例:
=$B2=MIN(IF($B$2:$B$5=0,"",$B$2:$B$5))
- 例:
- 「書式」ボタンの「塗りつぶし」から好きな色を選び、「OK」を押します。
解説:IF関数を使って「0の場合」を「空白」に置き換え、その中から最小値を探します。
📖 Excel 2019以降の場合、MINIFS関数が使えます。
- 例:
=B2=MINIFS($B$2:$B$5,$B$2:$B$5,"<>0")
最小値の色付けができない原因と解決策
表示形式が文字列になっている

【原因】
- 数値が「文字列」として認識されていると、色がつきません。
【解決策】
- 数値の範囲を選択します。
- 「データ」タブ→「区切り位置」をクリックします。
- ウィザード画面でそのまま「次へ」を2回押して、「完了」をクリックします。
エラーが含まれている

【原因】
- 数値の範囲にエラーが含まれていると、MIN関数の結果もエラーになり色がつきません。
【解決策】
- AGGREGATE関数を使って、エラーを無視した最小値を探します。
- 例:
=$B2=AGGREGATE(5, 6, $B$2:$B$5)
- 例:
📖 詳しい解説は「AGGREGATE関数の使い方!」の記事をご覧ください。