
Googleスプレッドシートでフィルタをかけようとして、ボタンが押せなかったり、データが途中で途切れたりしてしまうことがあります。この記事では、フィルタを正常に動かすための解決策をケース別に分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フィルタができない場合
エラーになる(結合セルが含まれる)

【原因】
- 見出し(1行目など)が垂直方向(縦)に結合されていると、エラーになります。
【解決方法】
- 結合されているセルを選択します。
- ツールバーの「結合タイプを選択」→「結合を解除」をクリックします。
💡ポイント:文字がはみ出して見づらい場合は、「テキストを折り返す」を使います。詳しい解説は「文字を折り返し表示してセル内に収める方法」の記事をご覧ください。
エラーになる(表と部分的に交差)

【原因】
- 「テーブル機能」が設定されているすぐ隣のデータに別のフィルタを作ろうとすると、エラーになります。
【解決方法】
- テーブルを解除する:表メニューの「表形式でないデータに戻す」をクリックします。
- 間を空ける:表とデータの間に「空白の1列」を挿入します。
補足:テーブル機能には、最初からフィルタ機能が備わっています!見出し横の「▼」をクリックして「列をフィルタ」を選べば、フィルタと同じように絞り込めます。詳しくは「テーブル機能とグループ化ビューの使い方!」の記事をご覧ください。
フィルタがない・押せない(フィルタの併用)

【原因】
- 「フィルタを作成」がない:すでにシート内の別の場所にフィルタが作成されています。
- フィルタアイコンが押せない:フィルタ表示の使用中は、フィルタを作成することはできません。
【解決方法】
- 「フィルタを作成」がない場合:既存のフィルタを削除してから、新しく作り直します。
- アイコンが押せない場合:一度「フィルタ表示」を解除(右上の×ボタン)します。
💡ポイント:フィルタは、1つのシート内に1つしか作成することができません。複数の範囲を同時に絞り込みたい場合は、シート全体にフィルタをかけてしまうのがお勧めです。
フィルタがない・押せない(保護と権限)

【原因】
- 編集権限がない:メニューの下に「閲覧のみ」とある場合フィルタは使えません。
- 保護が設定されている:保護されている場合、フィルタは使えません。「データ」→「シートと範囲を保護」から、保護が設定されているか確認できます。
【解決方法】
- 権限の場合:シートのオーナーに「編集権限」をリクエストします。
- 保護の場合:シートのオーナーに「保護設定」を解除してもらいます。
💡ポイント:「権限をもらうのが難しい」という場合、「シートのコピー」を作成することで自分がオーナーになる方法もあります。詳しくは「セル・シートのコピーの基本!」の記事をご覧ください。
フィルタがかからない場合
フィルタが途中までしかかからない(空白行)

【原因】
- データの途中に空白行が含まれていると、それ以降の行はフィルタ範囲から漏れてしまいます。
【解決方法】
- 一度フィルタを削除して、以下のいずれかの方法でフィルタをかけ直します。
- 特定の範囲にかける:データが入っている範囲全体を選択してからフィルタを作成します。
- 列全体にかける:フィルタをかけたい列のアルファベット(A列、B列など)を選択して、列全体にフィルタを作成します。
- シート全体にかける:左上の四角(A1の左上)をクリックしてシート全体を選択してから、フィルタを作成します。
絞り込みたい値が出てこない

【原因】
- 別の列ですでに絞り込みが行われていると、その結果として、他の列の値が隠れてしまうことがあります。
【解決方法】
- 見出しに「⏳(砂時計のようなアイコン)」がついている列を探し、「すべて選択」を選んで絞り込みをリセットします。