
エクセルで「1行おき」や「指定した行間隔」で数値を合計する方法を解説します。 初心者でも簡単な「作業列とSUMIF関数」を使った方法から、MOD関数を使って複雑な間隔で合計する方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1行おきに合計する(SUMIF関数)

【手順1】作業列を作る
- 合計したい数値の隣の列に、作業列を作成します。
- 目印となる文字(例:「○」や「1」)を入力し、合計したい間隔でコピーします。
- 1行おき:目印のすぐ下のセルを「空白」にし、その2つのセルを選択してオートフィル。
- 2行おき:目印の下に「2行の空白」を作り、その3つのセルを選択してオートフィル。
📖 下の行まで一気にコピーしたい場合:
- 最初の目印と空白を選択し、
Ctrl+Cでコピーします。 Ctrl+Shift+↓を押します。- 下まで選択状態になったら、
Ctrl+Vで貼り付けます。

【手順2】目印の行だけ合計する
- 合計を出したいセルに、以下のような数式を入力します。
- 例:
=SUMIF(A2:A5,"○",B2:B5)
- 例:
💡 ポイント:条件が文字列の場合、ダブルクォーテーション("")で囲います。
SUMIF関数の引数:(検索範囲, 条件, [合計範囲])
【数式の解説】
- 検索範囲(A列)から条件(○)を探し、一致した行にある合計範囲(B列)の数値だけを合計します。
1行おきに合計する(ISODD関数)
偶数行のみ合計する

指定した範囲のうち、シートの行番号が「偶数」のセルのみ合計します。
例:=SUM(IF(ISODD(ROW(A2:A5)), "", A2:A5))
💡 ポイント:Excel 2019以前の場合、Ctrl+Shift+Enterで確定します。
【数式の解説】
- ISODD関数:ROW関数の行番号が「奇数」の場合にTRUEを返します。
- IF関数:ISODD関数の結果がTRUEなら「空白」を、FALSEなら「数値」を返します。
- SUM関数:奇数は空白に置き換えられているため、偶数行のみ合計します。
奇数行のみ合計する

指定した範囲のうち、シートの行番号が「奇数」のセルのみ合計します。
例:=SUM(IF(ISODD(ROW(A2:A5)), A2:A5, ""))
💡 ポイント:Excel 2019以前の場合、Ctrl+Shift+Enterで確定します。
【数式の解説】
- ISODD関数:ROW関数の行番号が「奇数」の場合にTRUEを返します。
- IF関数:ISODD関数の結果がTRUEなら「数値」を、FALSEなら「空白」を返します。
- SUM関数:偶数は空白に置き換えられているため、奇数行のみ合計します。
2行おき・3行おきに合計する(MOD関数)

指定した範囲の1行目から、「2行おき」「3行おき」に合計します。
- 2行目(A2)から開始して、2行おき(3行に1回)に合計
- 例:
=SUM(IF(MOD(ROW(A2:A8)-2, 3)=0, A2:A8, ""))
- 例:
- 2行目(A2)から開始して、3行おき(4行に1回)に合計
=SUM(IF(MOD(ROW(A2:A8)-2, 4)=0, A2:A8, ""))
💡 ポイント:Excel 2019以前の場合、Ctrl+Shift+Enterで確定します。
MOD関数の引数:(数値, 除数)
【開始行の調整】
ROW(範囲) - n の 「n」の部分を開始行と同じ数字にします。
- A2 から始めたい場合:
ROW(A2:A100)-2 - A3 から始めたい場合:
ROW(A3:A100)-3 - A5 から始めたい場合:
ROW(A5:A100)-5