同じ項目に同じ番号、連番を振る方法

エクセルやGoogleスプレッドシートで、データの同じ値には同じ番号を振る方法をご紹介します。同じ値の中で連番を振る方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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同じ項目に同じ番号を振る方法

同じ項目には同じ番号を振る方法【エクセル、スプレッドシート】

1列のデータに連番を振るときに、同じ値がある場合は同じ番号を振る方法です。

まずUNIQUE関数で範囲から一意の項目を取得し、隣の列に番号を振ります。

※UNIQUE関数が使えないExcel 2019 以前のバージョンを使用している場合、次にご紹介する代用方法をご参照ください。

UNIQUE関数の構成要素:(範囲, [列の比較], [回数指定])

同じ項目には同じ番号を振る方法【エクセル、スプレッドシート】

取得した一意の項目をXLOOKUP関数の検索範囲に、番号を結果の範囲に指定します。

検索キーは番号を振る値です。このとき XLOOKUP(D2,$B$2:$B$4,$A$2:$A$4) のように、検索範囲と結果の範囲のみ[F4]キーで固定してください。

先頭の数式をオートフィルでコピーすると、同じ値には同じ連番を作成できます。

XLOOKUP関数の必須要素:(検索キー, 検索範囲, 結果の範囲)

同じ項目には同じ番号を振る方法【エクセル、スプレッドシート】

UNIQUE関数が使えない場合の数式例は、以下の通りです。番号を振る先頭のセルには先に1を手入力しておき、数式はオートフィルでコピーします。

例:IFERROR(INDEX($B$2:B4,MATCH(A5,$A$2:A4,0)),MAX($B$2:B4)+1)

すべての範囲は1つずつ下に拡張されるように、開始位置のみ固定してください。

INDEX関数の構成要素:(参照, 行番号, [列番号])

同じ項目には同じ番号を振る方法【エクセル、スプレッドシート】

MATCH関数は番号を振る1つ前までの範囲から、検索値を探します。値があればその値が最初に出現する行番号を返すので、INDEX関数はこれを受け取り参照範囲から値を抽出します。

値がなければエラーになるので、その場合は既出の最大値に 1 を加算した数字を返します。

値が既出ならその値の行の数字を、初出ならまだ使用していない次の数字を振ることが可能です。

MATCH関数の構成要素:(検査値, 検査範囲, [照合の種類])

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同じ項目に連番を振る方法

同じ項目に連番を降る方法【エクセル、スプレッドシート】

1列のデータに連番を振るときに同じ値をグループとして、グループ内で連番を振る方法です。

COUNTIF関数の範囲に[1つ目のセル~1つ目のセル]を、条件に1つ目の値を指定します。

このとき COUNTIF(A$1:A1,A1) のように、範囲の開始位置のみ固定するのがポイントです。数式をオートフィルでコピーすると、同じグループ内で連番を作成できます。

COUNTIF関数の構成要素: (条件範囲,検索条件)

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