
Googleスプレッドシートで「特定の文字を含むデータだけを抽出したい」「〜で始まるセルの個数を数えたい」など、部分一致を使った検索方法をご紹介します。ワイルドカードが使えない「IF関数」や「条件付き書式」で部分一致を判定する方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
部分一致するデータを「抽出」する(QUERY関数)

QUERY関数にLIKE演算子を使うと、以下のワイルドカードを使って文字列を検索できます。
%(パーセント):0文字以上の任意の文字列を表します。_(アンダースコア):任意の1文字を表します。
「PDFを含む」の場合:=QUERY(A2:A5, "WHERE A like '%PDF%'")
QUERY関数の引数:(データ, クエリ, [見出し])
🔍 ワイルドカードの使用例
- 〜を含む:
'%PDF%'➔「PDF」を含む - 〜で始まる」
'PDF%'➔「PDF」で始まる - 〜で終わる:
'%PDF'➔「PDF」で終わる - 特定の文字数:
'_____'(アンダースコアを文字数分並べる) ➔:ちょうど「5文字」のデータ - 特定の場所に特定の文字:
'_D%'➔2文字目が「D」のデータ
📖 QUERY関数の詳しい解説は「QUERY関数の使い方・WHERE句でのデータ抽出方法」の記事をご覧ください。
部分一致するセルを「カウント」する(COUNTIF関数)

COUNTIF関数の「条件」の文字列に、ワイルドカード(* や ?)を使用します。
*(アスタリスク):0文字以上の任意の文字列を表します。?(クエスチョンマーク):1文字の任意の文字を表します。
「PDFを含む」の場合:=COUNTIF(A2:A5,"*PDF*")
COUNTIF関数の引数:(範囲, 条件)
🔍 ワイルドカードの使用例
- 〜を含む:
"*PDF*"➔「PDF」を含む - 〜で始まる」
"PDF*"➔「PDF」で始まる - 〜で終わる:
"*PDF"➔「PDF」で終わる - 特定の文字数:
"?????"(?を文字数分並べる) ➔:ちょうど「5文字」のデータ - 特定の場所に特定の文字:
"?D*"➔2文字目が「D」のデータ
📖 さらに詳しい解説は「COUNTIF関数で「含む・含まない」をワイルドカードで検索!」の記事をご覧ください。
部分一致するセルを「判定」する(IF関数)

IF関数はワイルドカード(*)を直接使うことができないため、COUNTIF関数と組み合わせます。
「PDFを含む」の場合:=IF(COUNTIF(A2, "*PDF*"), "○", "×")
IF関数の引数:(論理式, TRUE値, FALSE値)
📖 数式の解説:
- COUNTIF関数:対象の範囲から、条件(例:PDF)と一致するセルを数えます。(1つのセル検索範囲とするため、含まれていれば「
1」、含まれていなければ「0」を返します。) - IF関数:論理式の 「1はTRUE」「0はFALSE」と認識されるため、条件と一致すれば「TRUE値(○)」を返します。
📖 さらに詳しい解説は「IF関数で「含む・含まない」といった部分一致を検索する方法 」の記事をご覧ください。
部分一致するセルを「色付け」する(条件付き書式)
「~を含む」だけ探す

【手順】
- 色付けしたい範囲を選択します。
- メニューの 「表示形式」 ➔ 「条件付き書式」 を開きます。
- 「書式ルール」のプルダウンから 「次を含むテキスト」 を選択します。
- 値の欄に探したい文字(例:PDF)を入力し、好きな色を選んで「完了」をクリックします。
ワイルドカードを使って探す

【手順】
- 色付けしたい範囲を選択し、 「表示形式」 ➔ 「条件付き書式」 を開きます。
- 「カスタム数式」 を選択し、以下のように入力します。
- 「PDFを含む」の場合:
=COUNTIF($A2, "*PDF*")
- 「PDFを含む」の場合:
🔍 ワイルドカードの使用例
- 〜を含む:
"*PDF*"➔「PDF」を含む - 〜で始まる」
"PDF*"➔「PDF」で始まる - 〜で終わる:
"*PDF"➔「PDF」で終わる - 特定の文字数:
"?????"(?を文字数分並べる) ➔:ちょうど「5文字」のデータ - 特定の場所に特定の文字:
"?D*"➔2文字目が「D」のデータ