Googleスプレッドシートのオートフィルで連番を下まで入力する方法

スプレッドシートで連番を下まで入力する方法

Googleスプレッドシートのオートフィルで、連続する数値を自動入力する方法をご紹介します。ROW関数やSEQUENCE関数を活用して、連番を簡単に下まで挿入する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

アルファベットの連番については アルファベットを連続入力する方法 を、日付の連番についてはSEQUENCE関数の使い方 をご参照ください。

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オートフィルで連番を自動入力する方法

スプレッドシートのオートフィルで連番を入力する方法

まず連番を入力したいセルに、予め2つ目の数字までを準備しておいてください。

準備した2つのセルを選択すると、セルの右下にフィルハンドル(青色の四角)が表示されます。

フィルハンドルを左クリックしながら下方向にひっぱると、連番が自動で入力されました。

セルに入力された数字が1つだけの場合、オートフィルを使うと同じ数字がコピーされます。ただし[Ctrl]キーを押しながらオートフィル使用した場合、連番が入力可能です。

スプレッドシートのオートフィルで連番を入力する方法

セルに直接数字を入力し、オートフィルでコピーする方法には2つのデメリットがあります。これらの問題は次にご紹介するROW関数や、SEQUENCE関数を使用すれば解決可能です。

  • 行を削除すると連番が崩れる。
  • 行数が増えるとフィルハンドルを下まで引っ張るのに時間がかかる。
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ROW関数で連番を下まで一括入力する方法

ROW関数で連番を入力する方法

連番を挿入したいセルに、ROW関数を入力します。

ROW関数は、指定したセル値の行番号を返す関数です。例のようにセル値を省略すると、数式を入力したセルの行番号「1」を返します。

ROW関数を入力したセルをコピーし、キーボードの[Ctrl]+[Shift]+[↓]を押してみてください。

一番下の行まで選択状態になるので、そのままコピーしたROW関数を貼り付けます。

ROW関数の構成要素:([セル参照])

ROW関数で連番を入力する方法

例えばROW関数で2行目から連番を振りたい場合、ROW関数に「-1」を追加します。

すると2行目に「1」が入力されました。3行目を開始位置にしたい場合、同じようにROW関数に「-2」を追加します。

ROW関数で連番を挿入するメリット:間の行を削除しても連番が崩れない

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SEQUENCE関数で連番を指定した行数分挿入する方法

SEQUENCE関数では、連続する数値を挿入したい行数を指定できます。また、連番の開始値を変更したり、連番を一定間隔で挿入することも可能です。

SEQUENCE関数に行数を指定する方法

SEQUENCE関数で連番を入力する方法

SEQUENCE関数は、指定した「行数」分の連続する数値を返します。

例えばSEQUENCE(100)を入力すると、そのセルを始点として1~100までの数値が挿入できました。

SEQUENCE関数の構成要素:(行数, [列数], [開始値], [増分量])

SEQUENCE関数に開始値を指定する方法

SEQUENCE関数で連番を入力する方法

SEQUENCE関数で連番を1以外から開始するには、「開始値」に始めの数値を指定します。

例えばSEQUENCE(100,1,10)を入力してみましょう。10から始まる連続する数値が100行分挿入されるので、10~109までの数値が挿入されました。

SEQUENCE関数で連番を挿入するメリット:間の行を削除しても連番が崩れない

SEQUENCE関数に間隔値を指定する方法

SEQUENCE関数で連番を入力する方法

SEQUENCE関数で連番を一定間隔で挿入するには、「増分量」に間隔値を指定します。

例えばSEQUENCE(100,1,1,2)を入力してみましょう。2ずつ増量する数値が100行分挿入されるので、「1,3,5,7」の間隔で199までの連番が挿入されます。

SEQUENCE関数で連番を挿入するメリット:指定した行数分を一括で挿入可能

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