エクセルで数値の60分を1時間にする計算方法や、数値の分数を【時：分】に変換する方法をご紹介します。24時間以上の時間を表示させる方法や、秒数を【分：秒】に変換する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
分を時間に変換する方法
数値の分を時間に変換するには、分を60分（1時間）で割り算します。
オートフィル：セルの右下にカーソルを合わせ、十字をドラッグして数式をコピーする。
数値の分を【時：分】に変換するには、まず分を60分（1時間）と24時間（1日）で割り算します。
これは1日（24時間）のうち、指定の分数が占める割合です。
次に時間の範囲を選択し、右クリックメニューから[セルの書式設定]を開いてください。
分類から[ユーザー定義]を選択し、種類に[h:mm]を入力します。
hは時間、mは分数、sは秒数（hh、mm、ss は1桁のとき 0 を補う）
24時間以上の分を時間に変換する方法
まず分を60分と24時間で割り、右クリックメニューからセルの書式設定を開きます。
分類から[ユーザー定義]を選択し、種類に[[h]:mm]を入力します。これは時刻や分数に角括弧を付けると、経過時間を表示する設定になるからです。
書式設定のショートカットキー：[Ctrl]+[1]
時間を分に変換する方法
数値の時間を分に変換するには、時間に60分を掛け算します。
【時：分】を分数に変換する数式は TEXT(A2,”[m]”) です。
TEXT関数は表示形式コードを使用して、数値に書式設定を適用します。
TEXT関数の構成要素：(数値, 表示形式)
表示形式で分数にする場合は、右クリックメニューから[セルの書式設定]を開いてください。
分類の[ユーザー定義]を選択し、種類に[m]を入力します。
分を秒に変換する方法
数値の分を秒にするには、分に60秒（1分）を掛け算します。
【時：分】を秒数に変換する数式は TEXT(A2,”[s]”) です。
TEXT関数は表示形式コードを使用して、数値に書式設定を適用します。
TEXT関数の構成要素：(数値, 表示形式)
表示形式で秒数にする場合は、右クリックメニューから[セルの書式設定]を開いてください。
分類の[ユーザー定義]を選択し、種類に[s]を入力します。
秒を分秒に変換する方法
数値の秒を【分：秒】にするには、まず秒を24時間と60分と60秒で割り算します。
これは1日（24時間）のうち、指定の秒数が占める割合です。
次に時間の範囲を選択し、右クリックメニューから[セルの書式設定]を開いてください。
分類から[ユーザー定義]を選択し、種類に[m:ss]を入力します。